今日は、「幸せの始まりは」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
プロソフトボールのチームから突然クビにされてしまったリサ(リース・ウィザースプーン)は、チームが全てだったために何をしていいのかわからず、意を決して全然知らない人とデートに出掛ける。ところが、現れた相手のジョージ(ポール・ラッド)は、ヤングエグゼクティブ(ヤンエグ)という触れ込みとはまったく違う、ピントのずれた暗い男だった。
というお話です。
普通のラブストーリーと言ってしまえば、それまでなのですが、30代以上の女性には、他人事と思えないんじゃないかなぁ。主人公のリサは、今まで必死にやってきた仕事=ソフトボールをクビにされてしまい、それまで、仕事一筋だったために、何をして良いのか解らないし、友達に相談したくても、相談する友達も居ないんです。これ、現代の女性に、結構、当てはまるんじゃないかなぁ。
私、仕事を中心にしている友達も居て、その彼女とか、自分の会社は絶対に潰れないって思って、会社での自分の立場とか地位とかをすごく気にしてるんです。昇進試験とかを受けたりして、必死なの。でもね、これだけ景気悪いと、どんなに頑張っても、クビになるときはクビになるし、やっぱり会社は、女性の方を先にクビにすると思うんだよね。それは、抗いようも無い現実で、どんなにキレイ事言っても、起きてしまうことだと思うの。そんな時に、その彼女は、どうするんだろうって思うんですよね。やっぱり、女性は、仕事一筋って、ダメですよ。ちゃんと趣味を持って、手に職を付けましょう。アホな男に負けないように、”能有る鷹は爪隠す”です。どう転んでも、立ち直れるように・・・。
そんな女性のギリギリの辛い立場を描いていて、そんな時に近くに居た男のどれを選ぶかってな話なんですけど、ま、お手軽ラブストーリーって言うのかな。たまたま、そんな良い男が近くに2人も居る訳ないんだけど、この映画では居るから、調子良いよね~。
またも究極の選択と言えると思うけど、金持ちでカッコよくて女好きか、貧乏で不器用だけど誠実そうな男か、良くある話でしょ。もちろん、本当だったら金持ちを選ぶだろうけど、映画では、お決まりのストーリーとなります。でもさー、貧乏だったら、必ずお金の事で揉めて、仲悪くなるよね。現実を描いて欲しいなぁ。あ、でも、ネタバレ出来ないから書けないけど、もしかして最後はお金持ちなのかも知れません。どうして金持ちになるのかは、映画を観てね。
いやいや、あまりにもお決まりのラブストーリーなので、感想が書きにくいなぁ。でも、カップルで観るには、この寒い冬にピッタリかも知れません。観る前はよそよそしい二人でも、観た後は、手を繋いで出てこれるかも。(笑)
父親役でジャック・ニコルソンが出てくるんですが、なんだか、勿体無かったなぁ。あんまり出番は無いし、それほど重要な役に思えなかったんだけど・・・。うう~ん・・・。
とりあえず、30代以降に女性には、考えさせられるものがあるんじゃないかな。それ以外は、単に、金持ちが貧乏のどっちを選ぶっていうラブストーリーだと思ってください。軽く観れますので、時間が余ったときに、この1本って感じですかね。楽しんでください~!
・幸せの始まりは@ぴあ映画生活
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