今日は、仕事が暇だったので、事務所で、「ロボゲイシャ」を観ました。
ストーリーは、
冴えない少女・ヨシエは美しい芸者の姉・菊奴に嫌われ悲しい日々を過ごしていたが、あくる日、影野製鉄の御曹司・ヒカルに秘めた戦闘能力を見込まれ、姉妹で組織に放り込まれてしまう。そこで肉体を機械化され、優秀な暗殺ロボットとして急成長する2人。ある時、殺人の依頼を受けていつものように出かけたヨシエだったが、その対象が組織に拉致された娘たちの親兄弟が作る被害者の会であったことがわかり、激しく動揺する。娘が組織の中にいるというキヌや組織に恨みを持つ金井たちと触れ合うことにより、ヨシエは改造された身体の中に、家族の温もりを取り戻していく。そして組織の陰謀を知ったヨシエは、被害者の会のメンバーたちと影野製鉄に乗り込み、天狗軍とヒカルおよび組織に戦いを挑むが…。
というお話です。
上にストーリーを書きましたが、内容は、このストーリーをはしょった位、メチャメチャです。もー、本当に映画館で公開したの?って思うくらいです。でもね、でもね、あまりのバカバカしさに笑えます。何やってんの?って突っ込むところが満載で、一瞬、これ、AVだっけ?って思うところもあり、なんと言って良いやら・・・。(笑)
あのー、感想とか言ってる場合じゃない感じで、あまりの内容の薄さと、設定のいい加減さ、目的の無さが、映画として認識して良いのかどうかという次元まで下げて考えないといけない状態です。それなのに、最後まで観てしまう、このアホな魅力は何なんでしょうか。最悪なんだけど、何だか観ちゃうんだよねー。
はっきり言って、出来は、初期の仮面ライダーとかに近いですが、ストーリーは、一緒にしたら怒られてしまうほど酷いものです。手裏剣ならぬ尻剣や、オッパイ機関銃、脇剣、などなど、武器がアホ過ぎるし、ロボットとサイボーグの違いがハッキリしておらず、刺されて死ぬのか死なないのかも、よくわからないくらいです。銃で撃たれても、跳ね返す時もあれば、そのまま倒れる事もあったりして、あれ?ってなことばかり・・・。
いや~、酷い酷い作品でした。でも、こんなアホな映画を造れるって、才能かも知れないです。普通、ここまで酷いもの、作れないでしょ。どう考えても、ワザとやっているとは思えないように見えて、これ、ワザと酷くやっているのなら、才能です。普通の人間、これ、やらないもん。(笑)
とりあえず、ツタヤとかが、100円レンタルとかの日に、借りるものが無かったら借りて見て下さい。あまりの酷さに笑えます。これ、ある意味、すごい映画かもしれません。二度と観れないもん。出演者も、竹中直人とか、志垣太郎とか、知っている人も出てるし、楽しめます。新しい映画の「アホ」というジャンルを作ったと言えます。
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・ロボゲイシャ@ぴあ映画生活
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