今日は、「漫才ギャング」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
コンビ結成10年目を迎える売れない漫才コンビでボケとネタ作りを担当する飛夫(佐藤隆太)は、相方から解散を告げられる。ヤケ酒を飲みトラブルに巻き込まれ留置場に入った彼は、そこで不良の龍平(上地雄輔)に出会う。龍平と少しずつ会話する中で、彼のツッコミの才能に気付いた飛夫がコンビ結成を申し込むと、意外にも龍平は承諾する。
というお話です。

いやぁ~、驚きの試写会でした。だって、ゲストがある訳でもなく、普通の試写会なのに、すごい盛り上がり方・・・。驚きました。高校生くらいの女の子達がきゃ~きゃ~、とっても嬉しそうで、若いっていいなぁ~とオバさん状態でジェネレーションギャップを感じておりました。観ていても、アップがあるときゃ~って声が聞こえるし、始まるときも終わるときも拍手がおこり、こういう試写会も、盛り上がって良いなぁって思いました。
内容は、面白いです。最初から最後まで、ずーっと笑っていました。もちろん、マジな部分もありますし、ケンカの場面は、アクションも凄いし、見所はたくさんありますが、笑える要素が、ちょこっちょこっと入ってきて、笑えるんです。テンポもとっても良くて、1場面がダラダラ長引くのではなく、カチッカチッと切り替えるので、飽きないし、どんどん先が観たくなるんです。
キャストが豪華ですね~。佐藤くんと上地くんはもちろんのこと、成宮くん、金子くん、ヨシモトのお笑い芸人など勢ぞろいで、あれっと思うと、凄い人だったりして、楽しめます。楽しみでしょ~。監督が品川さんなので、まぁ、芸人さん達は、当たり前かも知れないけど、他のキャストが凄いでしょ。
上地さん演じる龍平が、「オレ、今まで頑張るって事をしたことがなかった。頑張ってるヤツをバカにしてた。」っていうセリフがあって、そのセリフ、良いなぁって思いました。今まで、学校を卒業してから、バイトしてボンヤリすごして来ちゃった自分を振り返って、楽しかったけど、でも、頑張るってカッコイイし、気持ちいいって事に気が付いて、目標を持つんです。その龍平の変化がステキです。「人間って変われるんだってよ!」って言って、頑張る龍平を、今の若い人達にも観て欲しい。頑張らなきゃいけない時って、誰にでも来るんです。そこで、立ち向かうか、そのまま逃げて引きこもるかで、人間の未来が決まってくるんです。どうせなら、カッコよくなりたいよね。
そうそう、ガンダムネタ、出しすぎですよ、品川さんっ!!確かに、ドムは3体無いとジェットストリームアタックが掛けられないけど(黒い三連星)、同じガンプラ3体を大事そうに抱える秋山さんは、ちょっと”キ”が入ってました。紅のブタも、シャアデブも、あまりにもピッタリで、笑える~!!前回の「ドロップ」でも、成宮くんがガンプラ”ザク”を彼女にプレゼントしたりしてて笑ったのですが、今回もガンダムネタ、満載です。そうそう、”宮崎マンゴーさん”も、サイコーでした。
この映画、私は、超お薦めしたいと思います。若ければ若いほど、感じるところがあるんじゃないかな。楽しめるし、学校の友達たくさんで観に行くと楽しいと思うよ~。若い時って、頑張ることってカッコ悪そうに見えるけど、それは、頑張れない自分が悔しくて、頑張ってる友達に嫉妬してしまうから。素直に受け止めて、ここらで頑張ってみるかって思えることを見つけたいなぁって思えるんじゃないかな。とってもステキな青春ストーリーです。
上地くん、カッコイイよ~ぜひぜひ、公開したら観に行ってくださいね。
・漫才ギャング@ぴあ映画生活
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