3日目1作目は、「そのカエル、最凶につき」を観ました。
ストーリーは、
サトウキビ畑の害虫駆除のために外国からオーストラリアにやってきた102匹のオオヒキガエル。やがて彼らは莫大な数となり全土で珍事件を巻き起こす。
というドキュメンタリーです。
人間が、人間の為の作物を育てる為にカエルをアメリカからオーストラリアに持ち込んで、結局、役に立たなかったから厄介者だっていうのは、勝手すぎると思いました。もっと、事前に研究をしてから行動すればいいのに、本当にいい加減な考えで、安易に動物を運んだりしてしまう。最悪です。
カエルだって、オーストラリアなんかに行きたくなかったかもしれないのに、勝手に連れてきて、増えたから駆除するって、どういうことですか!ま、確かに、増えすぎだとは思うから、カエルのタマゴを回収して廃棄すれが、どんどんカエルも減るでしょ。ちゃんと国で予算を付けて、対策しなさいよっ!!クジラの保護にトンでもない額の予算を付けているようだけど、それの何分の一でいいから、カエルの対策に回せば、ちゃんと普通に戻るでしょ。オオヒキガエルのせいで、在来種のカエルが絶滅しちゃいますよ。
そういえが、日本でも、ハブを退治するためにマングースを放したら、ヤンバルクイナやアマミノクロウサギばっかり食べちゃって、ハブは食べないっていうアホな話もあるので、他の国の事を言ってる場合じゃないですね。そうそう、八丈島だかのヤギとか、千葉のキョンとか、生態系を壊す恐れがある場合は、人間のせいでそうなっているんだから、ちゃんと予算を付けて、国で対策をしないとダメですよね。
カエルちゃん、かわいいですよ~。あんな風に撮影されていると、どーもカエルびいきに観てしまうから、困りますね。でもでも、一番イヤだったのは、カエルちゃんのエサとして、あのゴキ○リが出てきて、大画面に映し出されて、卒倒しそうになりました。泣ける・・・。
自然の大切さを、再度、確認した映画でした。地球にとっての害虫は、人間ですね。人間が居なくなれば、地球は美しく生まれ変われるのでしょう。辛いけど、真実だと思いますよ。