【映画祭】「臍帯(さいたい)」(日本映画・ある視点) ホラーじゃないのに、ゾーッとする映画 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

2日目4作目は、「臍帯」(日本映画・ある視点)を見ました。うお座


ストーリーは、

出産後に捨てられ、養護施設で育ったミカは大人になり、自分を捨てた母親・直子を探し当てる。そこには優しい夫とひとり娘の高校生・綾乃と幸せに暮らす直子の姿があった。数日間、遠目から監視を続けるミカ…。そしてある決心をする。

というお話です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ヘソ1

それほど込み入った難しい話では無いのですが、今までに無いような心理的な脅迫間とおどろおどろしさと、血のどす黒い赤さが、その映像に見えるような内容でした。決して、赤を使っているわけではないのに、血の赤が見えてくるんです。もう、これだけでも恐いでしょ。単純な話ながら、すごく深くて、後から考えれば考えるほど、あの場面は、こうだったんだとか、ああだったんだとか、発見が出てきます。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ヘソ2

ぶっちゃけ、これ、ホラーですか?って聞きたくなるほど恐かったです。ぞーっとするの。確かに、子供を捨てる親は最低だし、ひどいと思うけど、このやり方って、どうなのよ・・・。恐いっす・・・。ホラーっす・・・。

復讐のようで復讐じゃなく、ただ、母親の愛が貰いたくて貰いたくて、この行動になるのでしょうが、あまりの怖さに、声が出ませんでした。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ヘソ3

映像は、全体的に暗く、かすかに入る光を上手く効果的に使っています。それが、寒々しさを、より引き立てています。もう、この映画は、観てもらわないと説明出来ません。この凄さは、観た人には伝わると思います。


きっと、公開されても単館だと思うけど、映画好きな人は、ぜひ、観てみる事をお奨めします。ちょっと独特な世界を体感出来ると思います。面白いと思いますよ。カメ



ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ヘソ4
この3人の女優さんたちが、交錯します。




ブログランキング