2日目3作目は、「ブッダ・マウンテン」を観ました。
ストーリーは、
ディン・ボー、ナン・フォンそして太っちょの3人の友人たちは、高校は卒業したが、親に反抗して大学の入学試験を拒否し、非難と対立を招く。やがて彼らは京劇の元歌手チャン・ユエチンの家を間借りすることになる。物語が展開するにつれて、チャンの過去の秘密が3人によって暴かれる。それは予期せぬ出来事を呼び、彼らを成長させる。一連の出来事は4人の間の理解を深め、そして彼らはそれぞれの運命を受け入れ、前進する可能性を見出していく。
というお話です。
スミマセン。私、この映画、ちょっとダメでした。話が飛ぶし、何が言いたいのか、受け取れませんでした。
京劇の役者さんとの出会いで、自堕落な生活を送っていた3人の若者が、少しづつ変わっていくのは解かるし、若者特有の反抗が、ただのわがままで、親たちにも、それぞれの事情があったりということが判明し、心が柔らかくなっていく変化は、とても良く描かれているのですが、意味不明なケンカや小旅行など、観ていて、あれっ?なんでそんな所に行くの?とか思うことが多々ありました。
確かに、亡くしてしまった人を忘れられず、苦しむ気持ちは解かりますが、なんだか、疲れるんですよ。そろそろ前を向いて歩きなさいよ。だめでも、先に進まないとダメだよって言ってあげたくなりました。出てくる人が、誰も彼も、先の事をあまり考えてなくて、未来を見ようとしていないところが、辛かったです。
若者3人が、お互いに依存しているようで、一人で立ち上がる努力をして無いように見えて、甘えてんじゃないよって腹が立ちましたね。もちろん、弱い人間も居るし、辛いのは解かるけど、それは、誰もが経験することで、貴方だけじゃないんだよ。イライラしました。
段々と、未来を見るようになっていく3人の若者と京劇役者 なのですが、ラストが、ちょっと、理解出来ませんでした。どうして、あのラストなんだろう。私は、納得出来ないものでした。
チェン・ポーリンくんが出ているので、日本で公開するのかな?私は、あまりお奨め出来ない作品です。
でも、チェンくんのファンの方は、ぜひ、観に行ってあげてくださいね。
チェンくんの写真をアップしてあったのですが、どうも、ブッダ・マウンテンの時は、撮影しちゃいけなかったそうなんです。お友達に会ったら、教えてくれました。で、写真はお蔵入りになりました。(笑)
でも、Q&Aの時、禁止ですって言ってたかなぁ。まったく耳に入ってこなかったけど・・・。普通、映画祭では、撮影禁止にはならないんだけどね。ま、そんな訳で、写真は取りました。(*^。^*)
