今日は、「インシテミル」の完成披露試写会に行ってきました。
ストーリーは、
時給11万2,000円という怪しい求人広告を見て、暗鬼館へと集まった男女10人。仕事内容は24時間監視されながら7日間を過ごすこと。そして、個室にはそれぞれ異なる凶器が置かれ、何も起きずに7日間経過するか、生存者が2名になるまで暗鬼館に残らなければならない。しかし早速2日目に銃殺による死者が出てしまい、彼らは疑心暗鬼に陥っていく。
というお話です。

面白いのは確かですが、スミマセン、観た事のあるようなシチュエーションがたくさん積み重なった形なので、素直に面白いと言ってしまって良いものかどうか・・・。出演している方達が素晴らしくて、話も盛り上がるのですが、あ、知ってるっていう映画を重ね合わせているようなんです。まず、この間観た”キングゲーム”。最低映画でしたが、シチュエーションはそれと告示しています。そして、ダイアン・レイン主演のブラックサイト。もう一つは、”ライアーゲーム”ですね。この3つの作品を足したら、この”インシテミル”になると思いますよ。

但し、出演者がとんでもなく豪華なので、その緊迫感たるや、すごいです。やっぱり、役者が上手いと、こうも違うのかというほどに、ドキドキしますね。あと、中田監督の手法かな。演技と技術で、ここまで作り上げた作品と言って良いのではないかと思うほど、ストーリー自体は、観たことのあるものです。
なんだか、色々文句を言ってしまいましたが、映画フェチでなければ、ハッキリ言って、すごく楽しめます。だって、藤原くんと北大路さん、すごく上手いんだもん。石原さんも、ちょっと変わった役だし、綾瀬さんもかわいい役ってだけじゃないし、武田と平山さんの狂った感じとか、すごいです。面白くて、恐いシーンでも、笑っちゃうとことかもあったりして・・・。
時給112,000円って、魅力的だけど、命かけるほどの値段でも無いよね。それに、参加者全員が協力して、目いっぱい頭を使えば、倍は貰える計算になるんですよね~。最初にゲームの説明があるんだけど、探偵は2倍とか、犯人は2倍とかあるのよ。だから、協力していれば、色々出来たんだろうと思うんだけど、閉鎖空間だと凄い事になるんだなぁっていう、典型の惨劇が襲ってきます。恐いです。
舞台挨拶では、北大路さんがとってもステキで驚きました。だって、大御所の方って、あんまり生で観る事って出来ないでしょ。オーラの凄さに驚きました。やっぱりソフトバンクのお父さんですね~。(笑)明日のワイドショーとか、映画サイトの記事で、チェックしてみてくださいね。
映画としては、面白いと思います。但し、私みたいにたくさん観てしまっていると、観た事あるなぁって思ってしまうかも・・・。でも、ステキな出演者を見るだけでも、価値があると思いますよ。ぜひ、サスペンスを楽しんできて下さい。
・インシテミル 7日間のデス・ゲーム@ぴあ映画生活
インシテミル 7日間のデス・ゲーム - goo 映画
「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
