今日は、「フローズン」 の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
日の暮れたスキー場で最後の滑りを楽しもうと、ダン、ジョー、パーカーの若者3人が乗り込んだリフトが、突然山上への途中で停止してしまう。いくら大声で救助を求めても、大自然の真っただ中では誰にも悲鳴は届かない。スキー場の営業が開始するのは1週間後。ゲレンデの照明が消え、猛烈な吹雪にさらされたとき、自分たちがこの上なく最悪の状況に陥ってしまったことを思い知らされる。氷点下20度という血も凍りそうな極寒の暗闇のなか、地上15メートルに宙吊り状態で置き去りにされてしまった彼らは・・・。
というお話です。
この映画、久々にゾーッとして寒くなりました。最近、大したものでは驚かなくなったのですが、これ、凄い怖いです。どうしてスキー場の映画なのに、夏にやるのかなって思ったのですが、これ、冬にやったら、スキー場から営業妨害だと言われかねません。この映画を観た後、スキーに行くのが恐くなります。日本なら大丈夫だと思ってはいても、絶対にこういう事が無いとは限らないですもん。観ていて、もし、こういう場面に遭遇したら、自分だったらどうしようか、すごく考えてしまいました。まあ、私なら、救助を待たないで、体力のある内に行動に移すと思いますけどね。
あの「SAW」のプロデューサーがやっているからなのか、恐怖が次々襲ってくるし、ありえない事がバンバン起こるから、寝ている暇はありません。いつ誰がどうなるのか、まったく予測が付かないので、面白いですよ~。取り残された彼らが考える事は、もし、私達がそうなってしまったら考えるだろう事を、行動に移していきます。そして、ことごとく、潰されていく・・・。だから、観ているこちらも、もし、自分がそうなったらと、真剣に考えてしまい、のめり込むんです。本当に、恐いです・・・。
スキーやスノボーをやっている方はもちろん、やっていなくても、リフトで取り残されるって、観光地などでもありえることですよね。ゴンドラとかが止まってしまって1時間とか、ニュースであったりするじゃないですか。雪山は真っ白だし、スキー場だから開けているのに、誰も人が居なくて、叫んでも誰も来ない。雪だから地面は柔らかそうだけど、でも、スキー場だから、夜には殆どアイスバーンになっている。いや~、もう、思い出しただけでも恐い・・・。ネタバレ出来ないのが残念だけど、すんごいです。
私は、この映画、この夏、超お奨めです。恐いです。幽霊とか呪いとか、そういう恐さじゃないですよ。でもね、この恐さは、郡を抜いています。夏なのに、ゾーッとして寒くなります。だって、終わって、友達と出てくるとき、二人で、久々にキターって言っちゃったもん。これ、どうして、あんまり上映映画館が無いのかな。恐すぎるから?あ、そうそう、私は、恐すぎて、少し笑ってしまいました。恐さを紛らわすために・・・。こんなに興奮したの、私だけなのかなぁ。凄かったもん。ほっんとに、皆さんに観て欲しい。
・フローズン@ぴあ映画生活
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