今日は、「ちょんまげぷりん」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
江戸時代からやって来たちょんまげ頭の侍、木島安兵衛(錦戸亮)をひょんなことから居候させることになった、ひろ子(ともさかりえ)と友也(鈴木福)の母子。友也のために偶然作ったプリンから、お菓子作りの才能を開花させた安兵衛。彼は人気パティシエとなり、ひろ子や友也とのきずなも深まっていくが……。
というお話です。
この映画、超面白いし、感動ですっ!!私、だーい好き!!(*^。^*)
江戸時代からタイムスリップしてしまった錦戸くん演じる木島安兵衛さん、礼儀正しくて、やさしくて、カッコイイ、女性だったら必ず興味を持ってしまうだろうなっていうキャラクターでした。
お侍さんって、TVとか小説では知っていても、目の前に現れたら、この親子のように、きっと驚くし、つい笑ってしまうんでしょう。ちょんまげを下ろした姿が”河童”そっくりで、超笑えるんですよ。なんだか、このタイムスリップという出来事を中心に、現代の問題とかを、とても上手く表現してくれていて、考えさせられる事が多かったです。子供の怒り方とかも、真剣に起こる事が大切なんですよね。この安兵衛さん、真剣に怒ってくれるし、間違っている事は、他人の子も同じように怒ってくれる、すごいことだなぁって思いました。こういう人、今、居なくなりましたよね。トンでもない親もいるから、簡単に怒れないんだとは思うけど・・・。
家族の大切さとか、人との関わり方とか、すごい人間ドラマを見せてくれます。女性が外で働く現代と、家事は女性がやるものと決まっている江戸時代との考え方の違いが面白かったり、江戸時代だと女性の33歳は、結構、おばあさんなのだとか思ったり、笑えるんだなぁ。江戸時代では、寿命が短かったからなのか、すごく仕事に対して真剣なんですよ。安兵衛さん、パティシェの仕事を始めたら、とことんやり始めちゃうんですよね~。すんごいです。
安兵衛を迎えてくれる、ひろ子と友也の親子が、とっても柔らかい感じで、普通なら、こんな変な男、助けてあげないのに、ちゃんと助けてあげるところが、とってもおおらかな感じで、面白いのに、安定しているというか、安心して観ていられる感があります。子供の友也役の子が、すごくかわいいんですよ。表情が豊かだし、とっても自然なの。この親子がいたからこそ、この安兵衛さんが、警察にも捕まらず、生活出来るのだと思いました。
この映画、とってもバランスが良いんです。トンでもない出来事と、面白いシチュエーションと、安定した人物たち、その周りでブレないように見守る脇役の方達、そして、盛り上がって迎えるラストと、とても満足出来ました。私は、今年半期の邦画を観た中で、結構、トップクラスに近いと思います。
家族、友達、恋人同士など、誰と言っても、必ず楽しめる映画だと思います。錦戸くんも、超カッコイイですよ。私は、これまで、あまり興味がありませんでしたが、この映画を観て、錦戸くん、好きになりました。
ぜひぜひ、お奨め映画です。観に行ってください。家族の大切さがわかりますよ。
エンディングで、NG集が流れます。エンディングも立たずに、最後まで楽しんでくださいね。
P.S それにしても、ジャニーズが画像にうるさいのは解かるけど、映画の宣伝用の写真くらい、提供してくれないかしら。どんなに捜しても画像が出てこないんです。悪い事に使う人が居るからだろうけど、なんとかならないのかなぁ・・・。
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・ちょんまげぷりん@ぴあ映画生活
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