先日、”冷たい雨に撃て、約束の銃弾を”を観てきました。
ストーリーは、
表向きはフランス料理店オーナーだが、実は腕利きの殺し屋だった過去を持つコステロ(ジョニー・アリディ)は、過去に受けた銃弾がもとで、記憶を失いつつあった。そんな時、マカオで暮らす最愛の娘とその家族が何者かに惨殺されたことを知らされる。単身マカオへ乗りこんだ彼は、異国の地で出会った3人のヒットマンたちと手を組み、仇を討つことを誓う。しかし、徐々に復讐を誓った記憶さえも失い始める……。
というお話です。
映像は、全体的に暗く、ブルーな感じで、どーも、その昔の日本のヤクザ映画っぽい感じがしてしまいました。ま、日本のヤクザ映画の雰囲気は知っているけど、全編を観たことは無いんですけどね。でも、色の使い方と言い、構図と言い、レトロっぽい感じでステキでした。キレイでしたよ。
話は、それこそヤクザ映画のように、復讐と報復の行ったり来たりでした。殺された娘夫婦の復讐をするために、仲間を集めて、敵を探していくのですが、思っていたよりスムーズに進まなくて、敵も簡単に死んでくれないんですよねー。たくさん銃をぶっ放すのですが、ほとんど当たらないんだよなぁ。でもね、抗争シーンは、迫力があって、楽しいです。

それにしても、香港、マカオのマフィアって、あんなに簡単に、気に入らない人間を殺し屋を雇って始末しちゃうんですかねぇ。だって、本人を殺すなら分かるけど、家族もろとも殺してしまうって、信じられません。それに、殺し屋もたくさん居て、ビックリ。何人も殺し屋を雇っていれば、そりゃ、いつの日か、頼んだ仕事が敵味方に分かれる事も出てくるでしょうね。

こういう、マフィアって、映画としては面白いけど、現実にあったりしたら、恐ろしい事ですね。私なんて、違反建築物の書類に印鑑を押さないとかで殺されちゃうんだろうなぁ・・・。私が正しくても、殺されちゃう・・・。恐いなぁ。
アンソニー・ウォンさん、超カッコイイですね。ああー、またも叔父さま趣味が出てしまってごめんなさい。”インファナル・アフェア”で初めて彼を知って、ステキなオジさま~って思ったんですよ~。私の執事になって欲しい~!!

なんだか、感想が散漫になっていますが、良くあるヤクザ映画なので、書き様が無いんですよ・・・。私が映画館に行ったら、ヤクザ映画が好きそうな年配の方がとても多かったです。やっぱりなぁって思いました。若い女性などには、あまり受けが良くないと思いますよ。レトロなヤクザ映画が好きな方には、お奨めです。
・冷たい雨に撃て、約束の銃弾を@ぴあ映画生活
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