今日は、”ヒーローショー”の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
芸人志望のユウキが、元相方の剛志から紹介されたアルバイトは、戦隊モノのヒーローショーの悪役。ある日、バイト仲間のノボルが、剛志の彼女を寝とってしまい、ショーの最中なのにも関わらず、剛志とノボルは舞台上でリアルな大乱闘に。その後、ユウキも剛志やその仲間と復讐に加担するが、ノボル達も悪友・勇気<もう一人のユウキ>を巻き込み、奇襲作戦を計画。対立する少年たちの暴走はさらに過激になり、ついには、決定的な犯罪が起きてしまう。その後命拾いしたユウキと、全ての責任を押し付けられた勇気の間に奇妙な友情が生まれ始めるが……。
というお話です。
井筒監督の新作なのですが、ごめんなさい。私、この映画、ダメでした。もちろん、気に入る方もいらっしゃると思いますが、私はダメでした・・・。私、素手で戦うとか、ケンカなら大丈夫なのですが、なぶり殺しとか、大勢で一人を罠にはめて、囲んで袋叩きとかって、すごく嫌いなんです。卑怯でしょ。現代の若者の姿を描いているのかもしれませんが、この展開とラストだと、こういうことやっても大丈夫だって思わせるような感じで、恐いと思いました。
この映画、R-15指定なのですが、大人が観るには幼稚というか、舞台となる場所がバラバラ移動するし、友情を描いているといいながらも、それって友情というより、人間として当たり前の感情なんじゃないの?っていう感じで、友情なんだ友情なんだって、観ているこちらに押し付けてくる感じがありました。はしたないですが、ゲップがでそうです。
申し訳ありませんが、出てくる女性も男性も似ているタイプの人が多くて、特に女性は、恥ずかしながら区別がつきませんでした。寝取られた女性がヒーローショーの司会の人なのか、ヒーローピンクの人なのか、そして、勝浦のユウキの彼女と、タイプが一緒だからなのか、良く分からん。沢尻を有名にしたからって、同じようなタイプをたくさん並べられても、こちらもゲップが出るようです。
ほんとーに、展開がメチャで、途中で眠くなってしまいました。なんとか頑張っていたのですが、最後の方も、どうしても眠気が取れずに、ウトウトと・・・。ラスト近くで眠くなる映画って、ほとんど無いんですけどね・・・。
井筒監督の前作”パッチギ!”は、なんとなく、訴えるものが伝わってきたのですが、今回は、私には、何も伝わってくるものが無く、本当に、感想は何を書いたらよいのか解かりません。キツイ映画でした。
映画、好きなので、出来るだけ酷評はしたくないのですが、これほど眠くなってしまったり、訴えるものが伝わってこないと、どうしようもありません。すみません、私は、お奨め出来ません。
但し、お笑いの”ジャルジャル”のファンの方などには、アイドル映画として、良いのかもしれません。
・ヒーローショー@ぴあ映画生活
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