先日、”パリより愛をこめて”の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
若き駐仏アメリカ大使館員リースは、エージェントとしての華やかな活躍を夢見ながら地道な諜報活動に従事していた。しかしそんな彼の生活は、麻薬捜査のためにパリに乗り込んできたCIAの超凄腕諜報員ワックスとタッグを組まされたことで一変する。相手に有無を言わせず銃をぶっ放すワックスに、人を撃った経験のないリースは唖然とするばかり。唯一の心の慰めは結婚間近の優しい恋人キャロリンの存在だけ。そんなチグハグな彼らの捜査だが、やがて二人は来仏するアメリカ政府要人の暗殺が計画されていることを知る。そして自分たちしか知らないはずの情報がどこかから漏れていることも……。
というお話です。
今回は、珍しく、トラちゃんが良いエージェント役でしたよ。トラちゃんは、悪役も上手いけど、良い役もばっちりですね。パワーがすごい!トラちゃんパワーと、リュック・ベッソンですから、面白くない訳が無いですよ。
超スピード感があって、ギャグもおしゃれ、カッコイイときたら、文句のつけようがありません。
チェスの達人で大人しめのリースがトラちゃん扮する超ハードなワックスと組まされて、麻薬組織を壊滅かと思いきや、どんどん違う方向へ動いていきます。ワックスったら、悪い人と見ると、バンバン銃をぶっ放しちゃって、リースくんは、どこに付いて行ってもドキドキです。可哀想なくらいでした。でも、だんだん成長していきますから、お楽しみにね。それにしても、ワックスの教育の仕方は、ハードです。普通、付いて来れないよ。
最初は、良くある刑事ドラマかと思うんだけど、色々な要素が絡まってきて、誰が何を狙っているのか、だんだん見えてくると、恐ろしい話になっていくの。そのスピードが速いから、あれっあれっていううちに、すごいカーチェイスになっていたりして、面白いよ~。
私が大好きな場面は、トラちゃんが、大きい銃が欲しいなぁって言うと、エージェントの人がポチッとボタンを押して、マシンガンらしきものと、バズーカが出てきて、すかさずトラちゃんはバズーカを嬉しそうに構えるの。そこが超好き~。その場面がどこで出てくるか、楽しみにしててね。見所です。
政治やテロなどのマジメな話を考えていくと、まったく違うので、難しい事を望む方には、内容が薄い~って、怒られそうです。CMで、パリ崩壊の危機を救うためとかなんとかやっていますが、確かに言われてみればそうだけど、でも、そんなハードボイルドっぽいのとは、まったく違いますよ。楽しめるアクション、ちょっとコメディ、だけど、一応政治とかテロもあるよ~って感じで行ってくださる方には、お奨めです。面白いですよ。観た後、気持ちよくなったもん。
私は、お奨めします。
・パリより愛をこめて@ぴあ映画生活
