今日は、”ダレンシャン”を観てきました~。近所の映画館は、吹替えしかやってなかったので、泣く泣く吹替えを観ました・・・。酷かった・・・。
ストーリーは、
成績優秀な高校生のダレン・シャン。幼い頃からクモ好きだった彼は、イカれた親友のスティーブとフリークショー「シルク・ド・フリーク」を観にいくことに。そこで美しい毒グモに魅せられ、それを盗み出してしまう。しかし数日後、毒グモが逃げ出しスティーブに噛み付く事態が発生。ダレンはクモの持ち主である吸血鬼・ラーテンと交渉し、自らがハーフ・バンパイアとしてラーテンの助手となることで解毒剤を得るのだった……。
というお話です。
吹替えで観たからなのか、どうしても感情移入出来ず、感動も何もありませんでした。吹替え、下手だったなぁ。どうして、ああも合わないんだろ。まして、棒読み・・・。吹替え上映しか無いって、なんなのかしら。
ストーリーに深みが無くて、キャラクターにも魅力が無かったですね。もう少しダレンがカッコよくて、かわいいのかと思ったら、全然普通でオーラも無くて、どうしたもんかなーって思いました。サーカスのキャラたちも、もっと特徴を出して、ブサかわいい感じだと良かったのに、好きになれるのが無かったなぁ。
ストーリーって、原作そのままなのかしら。ハーフバンパイアの定義が、結構、あやふやで、それ以上にバンパイアとバンパニーズの定義も適当で、観ているこちらに、あまり伝わって来なかったですね。昼は寝ているというのは良いとしても、血を飲む飲まないの違いだと、じゃ、血を飲まないバンパイアは何を食しているのかとか、バンパイアはどうやって死ぬのかとか、死んだらどうしてあの小人になるのかとか、謎が全く解決していなくて、スッキリしないままです。これ、2作目が出来ても観たいって思わないかも・・・。
もっとデフォーさんがたくさん出てくれれば、もう少し面白くなるかなぁ。そういえば、ケンさんも、面白い役でした。バンパイアって、もっと色白で美しいイメージなんだけど、最近のバンパイアは、汚いのが多いなぁ。”ポーの一族”のエドガーやアランのように、美しくて冷たくて恐ろしいイメージを取り戻して欲しい・・・。
ところで、一つだけ気に入ったのが、”クモ”さんです。色がとってもキレイで、バンパイアと意思の疎通をしているようで、可愛く見えました。昆虫はキライなんだけど、あの子は大丈夫かも。
ダレン・シャン@ぴあ映画生活
