今日は、”猿ロック THE MOVIE"のプレミア試写会に行ってきました。
舞台挨拶の様子は、明日のワイドショーで観てくださいね。市原くんと高岡さんが誕生日だったみたいで、ハッピーバースデーをやりました。みんな、コンビネーションばっちりで、撮影中も楽しかったみたいですよ。
ストーリーは、
鍵師の猿丸はある美女からの依頼で金庫を開ける。中に入っていたトランクは銀行から盗まれたもので、現金だけでなく、警察の権威に関わる重大な秘密が入っていたのだ。そうとも知らずサルはそのトランクを運び出してしまう。それを取り戻そうとする銀行強盗犯、そして秘密流出を恐れる警察はサルと女の捜査を開始する。謎の美女とともに、逃げるはめになったサル。このままでは指名手配になってしまう。山田刑事は事件を担当することになるが、友人であるサルを助けるか?それとも警察の権威を守るのかで心は揺れる。その時、商店街の幼馴染たちはある決断をする…。
というお話です。
これもTVドラマを少ししか観てなくて、ほとんどストーリーが解らなかったので、大丈夫かなーと思っていましたが、問題なく解りました。難しい話ではないので、問題ないです。

原作がマンガということで、本当にマンガっぽい作品に仕上がっています。市原くんのサルは、マンガから出てきたようで、ほんとうに当たり役ですね。上手いです。他のキャストとも、息がとっても合っていて、ドラマから仲良くやってきたんだなぁっていうのがよく分かりました。
映画としてもテンポが良くて、疲れていたのに寝る暇がまったくありませんでした。面白かったです。
サルの妄想がたくさんあるし、バカっ!って突っ込みたくなるような楽しい場面もたくさんあって、おまけにアクションもあるし、暗い部分も描いていたりして、楽しさ満載です。
内容ですが、サルのようにバカ正直に正義を貫くのか、汚い手を使ってでも自分に力をつけてから正義を貫くのか。本当に正義を通そうと思ったら、どちらの選択が良いのかということを考える映画になっています。バカ正直にやるのって自分は気持ちが良いけど、でも、きっと、正義を貫けないですよね。潰されてしまう・・・。でも、一度、自分に力をつけてしまえば、その力を使って、相手をねじ伏せる事が出来る。それで正義を貫けるという選択が正解なのだと思います。
でもね、気分悪いじゃないですか。人間ですもん、気持ちの悪い事をやって生きていくって、不幸ですよね。適当で良いと言う訳じゃないけど、でも、正義とか悪とか、人の見方によって違うのだから、そんなに厳密にやる必要もないんじゃないかなぁって思いました。

とっても面白くて、子供にも観せられる映画だと思いますけど、悪い事は悪いって教えてくださいね。悪いけど正義って思っちゃうと、頭の中めちゃくちゃになっちゃうからね。
春に向けて、明るい映画を観て楽しんできてくださいね。
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