「サヨナライツカ」 愛した記憶と愛された記憶、どちらも美しい | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今日は、”サヨナライツカ”を観てきました。恋の矢


ストーリーは、

1975年、タイ・バンコク。航空会社のエリート社員・豊は婚約者の光子を東京に残し、バンコク支社に赴任。そこで艶やかな女性・沓子と出会う。ホテルのスイートルームに住み、金にも愛にも困らない奔放な沓子。そんな彼女に豊は惹かれ、情事を重ねていく。だがそれも結局は、光子との結婚までの間のこと。結婚式を目前に控え、豊は沓子と別れようとするのだが……。

というお話です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-サヨナラ1

久しぶりの中山ミポリンの映画で、やっぱりキレイだな~と感動してしまいました。ホントにキレイですね。あの眼に見つめられたら、女性でもドキドキしちゃうと思います。


私は、この映画、すごく好きな映画に入ります。愛の深さや、立場によって愛の表現の仕方が変わってくるところがすごいですよね。

女性には、すごく解ると思うのですが、自分の立場が婚約者の方なら、あの行動も解るし、沓子のような立場なら、引き止めたいけど出来ないという苦しい状況も解るし、辛いですよね。誰でも、シチュエーションは違えど、どちらの立場にも立ったことがあるのではないかと思います。だからこそ、この映画は、とても感情移入が出来て、感動出来るのではないかと思いました。

もー、沓子との別れの場面で涙がボロボロ、沓子との再会で、またもボロボロしてしまいました。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-サヨナラ2

25年も前に別れた恋人をずーっと思い続けて、どこかで偶然会えることを夢見て過ごしているというのって、すごい・・・。その気持ちの深さだけで泣けます。私は、これほどに人を愛せるんだろうかとか、愛してもらえるんだろうかとか、鑑賞しながら、本当に考えてしまいました。

そして、自分が死ぬとき、愛したことを思い出すのか愛されたことを思い出すのか、まだ解らないけど、でも、出来たら、必死で愛して、それに答えてくれた事を思って死にたいなぁ。これって、愛した事を思い出す事なのかな。

ネタバレは出来ないけど、ラストの沓子の言葉が好きでした。”飛ぶ鳥後を濁さず”みたいな言葉を残すのですが、これがカッコイイんだ。理想ですね~。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-サヨナラ3

私は、この映画、特にお勧めだと思います。若い女性から年配の女性まで、女性には、ぜひぜひ観て欲しい映画だと思います。いまどき、草食男性が多いので、女性が沓子のように情熱的になってリードして行かないと、何も始まらないですもんね。情熱的な女性って、ステキです。

みなさん、この映画を観て、情熱的でステキな女性に、少しでも近づいて欲しいです。


サヨナライツカ - goo 映画
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