「シャネル&ストラヴィンスキー」 シャネルの3作目がやっと公開です。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今日は、”シャネル&ストラヴィンスキー”の試写会に行ってきました。シャネル50周年記念で、何作かのシャネル映画が作られましたが、日本に来る3作の最後がこの映画です。


ストーリーは、

1920年、パリ。一流のデザイナーの地位を手にしながら、初めて心から愛した男を事故で亡くし、悲しみにくれるココ・シャネル。天才音楽家でありながら、7年前の「春の祭典」初演を酷評され、悲嘆にくれるイゴール・ストラヴィンスキー。そんな2人が出会った。「春の祭典」に共鳴したシャネルは、ストラヴィンスキーを妻子と共に、パリ郊外の別荘に招待する。至高の芸術を求める2人は、たちまち恋に落ち、互いを刺激し、高め合う。その恋は、2人の中に眠っていた新たな想像力を次々と開花させていった。初めての香水創りに魂を注ぐシャネル。「春の祭典」再演に命を賭けるストラヴィンスキー。秘められた恋の思わぬ行方は…?

というお話です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-シャネル2

この映画、シャネル3作の中で、一番美しいというか、絵画的というか、画面のデザインが素晴らしいです。建築物やインテリアなど、本当に素晴らしいし、衣装もとてもシャネルっぽい。俳優も、シャネル役のミケルセンさんが、とてもドライな感じで、シャネルのイメージとしては、一番近いのではないでしょうか。彼女は、決して甘いとか優しいとかそういう言葉とは違う次元に生きていたような方だったので、ドライで美しいというところは、このシャネルが一番近いような気がしました。


そして、この時代。ストラヴィンスキーやニジンスキーなど、ロシア系の天才が出てきた時代ですよね。この”春の祭典”といえば、天才ダンサーのニジンスキーを出さなければ語れません。もっと二ジンスキーの事を取り入れて欲しかった~。それにニジンスキーがいたバレエ団のオーナーも、とても有名な方ですよね。名前が今出てきませんが、恰幅の良い素晴らしい同性愛者だったと覚えています。そんな天才がシャネルの周りに集っていたということをこの映画で知りました。やっぱり、天才の周りには、天才が集まるんですね。すごい・・・。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-シャネル3

他の2作と比べて、シャネルの生涯を描いている訳ではなく、ストラヴィンスキーと関わった短時間に的を絞って映像化しているので、まとまりがあり、彼女の自立した生き方がとても印象に残る内容となっています。

女性から見て、こういう生き方に憧れる人と拒絶する人と分かれると思いますが、でも、彼女がいかに必死で妥協せずに生きていたかが解ると思います。

私は、とても素敵な女性だったのだと、感動しましたし、その周りに集った人間たちにも興味が持てました。

ニジンスキー、もう一度、色々調べてみようと思います。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-シャネル1

単館系での上映となるかと思いますが、女性の憧れシャネルの映画としては、最高峰だと思います。ぜひ、観に行って、目の保養をしてください。その映像すべてが絵画のように美しいです。白と黒のコントラスト、デザイン、そして、シンメトリーを大切にした画像の構成に目を惹かれると思いますよ。

映画好きな方は、ぜひ観に行って、画面の美しさを確認して欲しいと思います。カメ


シャネル&ストラヴィンスキー - goo 映画
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