今日は、”(500)日のサマー”の試写会に行って来ました。
ストーリーは、
トムは建築家を夢見て、グリーティングカード会社で働く日々。ある日、秘書として入社してきたキュートなサマーに一目惚れ。トムは運命の恋を夢見る男の子、一方サマーは真実の愛なんて信じない女の子だった…。まったく正反対のふたりの500日の恋のゆくえは…?
というお話です。
男性の目から見た、恋愛の行方なのですが、妄想も混ざったりして、なんだか笑えるんです。でも、女性の目から見ると、このトムくん、ちょっとKYで、キモイ感じがあるかなー。どっちかと言うと、サマーの方が普通で、主役のトムは、ちょっと変態村へようこそって感じかしら。若い女性客が多かったんだけど、きっと、みんな、きも~って思ったんだろうなー。笑えます。
サマーちゃん、とっても可愛くて、おしゃれで、キュートです。こんな彼女がいたら、男性も鼻が高いだろうなー。映画では、サマーがトムを振り回しているように見えますが、女性が振り回すのは当たり前。かわいいもんです。それに対して文句をいうトム、間違ってるよ。女性は、このくらい気分で動いていて、かわいいんです。サマーのかわいさを感じてきてください。
このトム、建築家を目指してるんだけど、辞めた方がいいぞー。誰しも勘違いしているんだろうけど、建物の絵が上手くても建築家にはなれません。どちらかというと、計算です。デザインは全体の2%ほどで、後は構造と法律と予算ですね。絵など、描く必要はほとんどありません。絵を描いても、その通りに作れるのは稀ですから。映画では、職業が建築家というフレーズが多々出てきますが、あんな図面を持って、フラフラしている場合じゃないって感じですね。まったく・・・。
そうそう、この映画、色々な映画のオマージュが出てきます。私の大好きな”ブレードランナー”の舞台となった”ブラッドベリービル”で、撮影している場面があります。そして、その前に、鏡に映るデッガード(ハリソン・フォード)らしき姿も見えます。このブラッドベリービル、感動でした。今も、あのアイアンのエレベーター、美しく現存していました。私、ロスに行った時、どうしても観たくて、警備の方にお願いして、このエレベーターに乗せてもらったんです。このビル、弁護士事務所が多いので、セキュリティーの関係から、外部の人間は中に入れて貰えません。そんな訳で、交渉しました。
あと、映画の”卒業”とか、他にも、私がわからなかったフレーズがあるかと思いますので、みなさん見つけてくださいね。
これから恋愛をする人達、今、恋愛をしている人達、苦しい恋を終わらせてきた人達、誰が見ても、楽しめる映画だと思います。子供には、ちょっとしたニュアンスが分からないかな~。
とってもかわいい映画なので、ぜひ、観に行って見てくださいね。