今日は、話題の”アバター”の試写会に行って来ました。３Ｄで字幕です。すごいでしょ。
監督のジェームズ・キャメロンさんとプロデューサーのジョン・ランドーさんがいらして、挨拶をしてくださいました。パッと見、普通のおじさん達ですけど、凄い人達なんですよね～。
ジョンさんは、今日、日帰りで大阪に行って、お好み焼きとたこ焼きを食べてきたそうです。美味しかったって言ってましたよ。キャメロン監督は、１４年前に、この話を考えたそうで、やっと実現したとのこと。タイタニックの後、直ぐに考えていたんですね。詳しくは、明日のワイドショーで観てくださいね。
(cinemacafe より）
ストーリーは、
元海兵隊員のジェイクは、遥か彼方の衛星パンドラで実行される“アバター・プログラム”への参加を要請された。アバタープログラムは、ジェイクの双子の兄が参加していたのだが、出発直前に事故死したのだ。このプログラムは、パンドラの住人と人間の遺伝子から造られた肉体に意識を送り込むことで、息をのむほどに美しいその星に入り込むことができるのだ。そこで様ざまな発見と思いがけない愛を経験した彼は、やがて一つの文明を救うための戦いに身を投じていく…。
というお話です。
酔うほどの３Ｄで、凄かったです。観ていると、だんだんと慣れてきてしまいますが、でも、２時間半、楽しめます。その立体感、スピード、自然の美しさ、どれをとっても、現在では最高峰ではないでしょうか。ナヴィ族の姿の時は、すべてＣＧなので、ちょっとアニメっぽいのは否めませんが、でも、その立体的な感じは、実写に引けをとりません。映像的には、今までには無いようなもので、ぜひ、楽しみにして欲しいと思います。
ストーリーは、ちょっと簡単かなー。もう少し掘り下げたり、説明してくれれば、深みが増したような気がするんですけど。このパンドラという星の設定は、すこし北欧神話に基づいているのかなと思いました。大きな樹がこの星を生かしているという設定なので、北欧神話のユグドラシル（世界樹、宇宙樹）の思想に似ているんです。このパンドラにも命の樹があって、原住民は、この樹を崇拝していて、この樹に祖先の意識が宿っていると思っているんです。そこら辺を、もう少しまとめて、掘り下げてくれれば、奥深くなったように思うのですが、樹は大切だけどあんまり重要視されなくて、戦いの方に視点が置かれてしまっていました。
それともう一つ。最初に、ある鉱石にすごい価値があって、その石がナヴィの居住区の下にあるということだったのですが、もう、中盤からそんな事はどうでもいい話になっちゃって、あんたたち、石が欲しいんじゃなかったのーって感じなんです。だってさー、そんなに石が欲しかったら、横から掘っていけばいいじゃん。重力も少ないんだし、空中に浮いている場所もあるというのに、どうして住民をどかさなきゃいけないのさっ！それって、おかしくない？？もー、そこら辺がちょっと残念でした。
色々な要素をプラスマイナスして、この映画は、観るべき作品だと思いますよ。お勧めです。ストーリーより、まず、映像に焦点を向けてください。もちろん、面白くない話ではないんですよ。ちょっと軽いんじゃないかと思うだけで、面白いんですよ。
とにかく、映画の新しい世界を、味わってきて欲しいです。これからは、どんどん３Ｄで字幕という作品が出てくると思うんです。楽しみですね。
Ｐ．Ｓ ハンマーヘッドのぞうさんが出てきます。かわいいのに恐いです。でも好き
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