今日は、”かいじゅうたちのいるところ”の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
物語の主人公は、いたずら好きの少年マックス。かなりやんちゃで、ちょっとわがまま、でも本当はさびしがり屋で傷つきやすい8歳の少年だ。家族とのいさかいから家を飛び出し、海へと漕ぎ出したマックスがたどりついた不思議な島。そこにはマックスをドキドキさせる全てがあった!見たことのない世界、したことのない体験、そして、愛すべきかいじゅうたち。不思議な島で最後に出会う、流したことのない涙。意外なほどの感動は、思いがけないところからやってきて、あなたの心の一番深いところをノックする。
というお話です。ちょっと原作の絵本とは違っていました。

とても期待して行ってしまったのも悪かったのかも知れませんが、途中、眠くなってしまいました。原作本を読んだときは、かいじゅうの一匹一匹が、すべて自分に当てはまるような要素を持っていたりして、感動したものですが、それが映画のなると、長い・・・。
大体、主人公の少年は、はっきり言って、性格が悪いと言ってしまっても良いほどのわがままで、物分りが悪いんですよね。だからこそ、かいじゅうが出てくるんだけど、それを長々やってしまうと、結構、辛いものがあるという事に気が付きました。ホントにウトウトしてしまいました。もちろん、一瞬ですけどね。(>_<)

主人公のマックスは、超かわいい顔をしているのに、性格が悪いので、あまりのめり込んで見れないのに加えて、怪獣が原作に忠実に造ってあるので、ブサイクなんです。ブサかわではあるんだけど、ちょっと恐い・・・。腕を捥がれると砂が出てきたり、ちょっと痛そうな場面もあったりして、良く分かっている子供なら良いのですが、あまり小さすぎて、その深い内容が理解出来ない年齢だと、途中でイヤになってしまったり、恐さに泣いたりしてしまうのではないかと思いました。
大人がこの映画を観ると、いかに子供が親や家族にかまって欲しいのかということが分かると思います。子供って、かまっても貰って何ぼの職業と言ってはなんですが、かまってもらうのが職業のようなところがあると思うんです。出来る限りかまってあげて、ダメなことはちゃんと怒ってやらないといけないなっていうことが、この映画で良く分かります。かまってあげれば、ちゃんと子供は育つんです。こちらの気持ちも分かってくれるんです。
あ、これは、ペットもそうだけど、かまってあげてれば、ペットだって、我が家のフェレットだって、分かるんです。ちゃんと理解して、これをやったら迷惑がかかるなぁとか、気を使ってくれるんです。

と言う訳で、観に行って、色々考えて欲しい映画でした。私が観た感じ、大人向けかなぁって思いました。
ぜひ、楽しんできてください。面白いと思いますよ。


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