東京国際映画祭 24日 「メアリーとマックス」 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

この日は、”映画人 松田優作の世界”のオールナイトから、そのまま映画を1本観ました。三日月

なんたって、昨日からずーっと寝ていないので、辛いけど、どうしても観たかった映画なので、観ちゃいました。


「メアリーとマックス」


この映画は、

本作は、対照的なふたり――オーストラリアのメルボルン在住、丸ぽちゃで孤独な8歳の少女メアリー・ディンクルと、ニューヨークのカオスで暮らす超肥満体でアスペルガー症候群の44歳のユダヤ人マックス・ホロウィッツの、ふたつの大陸をまたいだ20年に渡る手紙を通して描かれる物語。思春期から大人の女性へと成長するメアリーの旅路と、マックスが中年から老いを迎える過程を追いながら、紆余曲折を経て友情を越えた強い絆が結ばれる様子を描く。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-メアリー1

オーストラリアの人形アニメです。

その動きも造形も、すごくかわいくてリアルで、とてもステキな映画でした。

自閉症のマックスと文通し始めたメアリーは、傍目にすごく不幸そうなんですよ。親にも恵まれず、友達にも恵まれず、なんだか、超かわいそうな女の子なの。でね、唯一のよりどころが文通相手のマックスなんですよ。マックスはおじさんなんだけど、自閉症で、少年のような心を持っていて、2人とも純粋で、良いんだよなぁ。

とってもブラックユーモアも含まれていたりして、すごいシビアな感もあるんだけど、最後、すごく感動するの。アニメなのに、涙がボロボロっときてしまいました。親族は選べないけど、友達は選べるんだよっていう言葉が出てくるんだけど、そのずーっと一緒にいたいと思える友達って、簡単には見つからないんですよね。友達は選べるけど、捜すのが大変。そんな大切な友達を探し出せたメアリーは、とっても幸せだったのだろうと思います。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-メアリー2

こういうアニメを、子供も大人も観たらいいんじゃないかなぁ。日本政府の方、くだらない”アニメの殿堂館”なんて企画は止めて、こういう良いアニメをいつでも観れるシアターを作って欲しいですよ。心に残る良いアニメを伝えて欲しいです。カメ


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