今日は、”きみがぼくを見つけた日”の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
ヘンリー(エリック)は、子供の頃、母親の死に直面し、時空を飛び越える才能が開花し、タイムトラベラーとなってしまう。どんなときにどの時代のどこへ飛ぶのかは自分で選べないため、長い間、孤独な日々を過ごしてきた。ある日、タイムトラベルした過去で、一人の少女に出会う。やがてヘンリーは、少女から美しい心の女性へと成長したクレア(レイチェル・マクアダムス)と愛し合うようになるのだが・・・。
というお話です。

この話、日本人にはおなじみの”時をかける少女”の大人版っぽいです。
”ゴースト ニューヨークの幻”の脚本家が書いたお話だけあって、悲しい、感動作になっています。
映画を観る前は、タイムトラベラーのエリック・バナが主役かと思いきや、これは、彼の妻となったクレア(レイチェル)が主役ですね。原題も、”The Time Traveler’s Wife”となっているので、解りますよね。

どんなに愛していても、彼は突然時の彼方に飛んでいってしまう。その安否も解らず、ただ待つことしか出来ないなんて、耐えられませんよね~。この映画のヘンリーは、ズルいんですよ。だって、子供の頃から、不思議な雰囲気の彼を見て、そして育ってきたら、そりゃ、彼しか見れなくなるでしょ~。本当は、もっと色々な可能性が合ったと思うのに、彼と出合ったばかりに、その一生を彼に支配されてしまうなんて、これは、幸せなのか不幸なのか解りません。何も知らなければ、そりゃ、彼が一番だと思うし、それも幸せだとは思うけど・・・。
色々、考えちゃいました。幸せって何なのかなって・・・。

SFチックなラブストーリー、とってもステキでした。これ、夫婦で観に行ったら、うちは普通で良かったねぇってじーんと感じるかも知れませんよ。普通がどんなに幸せかを、改めて教えてくれる作品です。
カッコイイ エリック・バナ と かわいい レイチェル・マクアダムスを堪能してきてくださいね。
