今日は、”A LITTLE STEP"という伊原剛志さんが総指揮をしたショートムービーのイベントに行ってきました。
伊原さんが始めて総指揮をして、作られた映画です。
このイベント、ヨコハマのブリリアショートショートシアターで開催されて、そこの年間会員になっているので、メールで知って、プレゼントに応募したら、このイベントのチケットが当たりました。
と言う訳で、行ってきたのですが、伊原さん、やっぱり、男らしくて、カッコいいですね。うう~ん、良いです。
ストーリーは、
ある町で、友達といたずらをしたり、楽しく暮らしているアレックスは、母親と義理の父親と暮らしていて、あまり家庭がうまくいっていないような環境で育っている。ある日、義父に文句を言われ、それまで貯めていた不満もあり、家出をしようと思う。荷物をまとめて砂漠の荒野を歩く彼の前に、ある日本人の男が助けを差し伸べてくる。
というお話です。
この映画、本当は、長編映画を作ろうと考えていたストーリーのプロローグとして、一度、作ってみようかということで、チャレンジした作品だそうです。ショートムービーなのに、ちゃんと話が出来ていて、しっかりしているなぁと思ったのですが、先の話もあるから、そういう風に見えるのかなと思いました。
ショートムービーなのに、ちゃんと、先を色々創造できるように、とても考えてある作品です。
トークショーで、伊原さんと映画の監督さんがいらしたのですが、なんか、とても暖かい感じで、チームワークが良かったんだろうなぁと思わせるような雰囲気でした。
ショートムービーなので、あまり詳しい感想が書けないのですが、とにかく、先が観たくなるような作品でしたね。久々に、おおっと思ったショートムービーでした。
でもね、お話を聞いていたら、普通、ショートムービーだと、海外などで撮ると1500万円くらいは、簡単にかかるそうです。でもね、伊原さんのコネとか使って、今回、400万くらいで作ったそうです。もちろん、殆どのキャスト、スタッフは、ボランティアで、音楽も、”踊る大捜査線”の音楽などをやっている方に、タダで御願いしたところ、素晴らしい音楽が出来てきたそうです。本当に、伊原さんのコネをめいっぱい使って作ったみたいです。でも、これだけの物が作れるんだから、そのコネって、すごいですよね。
最近、ヨーロッパでは、ショートムービーは、とても流行っているようなのですが、日本では、まだあまり認知度がなくて、殆ど利益は見込めないそうです。やっぱり、映画を作っていく上で、まず、ショートを作ってみて、その力を蓄えていく必要もあると思うので、もう少し、日本でも認知度を上げて行きたいですね。そして、いろいろな人材を育成していく必要があるのだと思っています。
あの、オドレィ・トトゥや、”幸せはシャンソニアから”の男の子も、最初は、ショートムービーに出ていたんですよ。そんな作品を、10月から、ショートショートシアターで公開するそうです。
話がそれましたが、”A LITTLE STEP"とても良い作品でした。もし、機会があるようでしたら、ぜひ、ショートシアターへお越し下さい。もし、遠い方は、もう少ししたら、DVDになるんじゃないかなぁ。
ショートショートシアターから、ショートムービーのDVDが何作か出ているので、試しに一度、購入するか、借りるかしてみたらいかがでしょうか。あ、レンタルしているかどうか、ちょっとわかりませんが、購入は、10作品が1枚になって、定価525円で販売しています。ご興味のある方は、どうぞ調べてみて下さいね。
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