今日の2本目は、”しんぼる”を観てきました。松ちゃんの2作目です。
ストーリー?は、
家族と幸せに暮らすプロレスラー、エスカルゴマンはメキシコのとある町でいつもと変わらぬ朝を迎えていた。一方、水玉のパジャマを着た男は、目を覚ますと四方を白い壁に囲まれた部屋に閉じ込められており、途方に暮れ出口を必死に探すが見つからない……。この話、どう繋がっていくのか・・・。
というお話です。

先に、はっきり言います。私は、誰がなんと言っていようと、松ちゃんのギャグ、大好きです。
私は、この映画、世界に通用するように作ったからなのか、あまり衝撃がありませんでした。何故なら、キリスト系の話は、ハリウッド系の映画で、山ほど観ているからです。確かに、一番、世界をぶった切るのに、キリスト系の話を持ち出すのが手っ取り早いと思います。すごい皮肉だし、日本人が作ることによって、今の世界の現状を考えてもらう一石になるかもしれません。でも、受けるかなぁ・・・。海外の笑いのつぼが違うしなぁ。

でもね、すごく考えてあるとは思いました。あのおかっぱ頭の意味も解ったし、その”スイッチ”がどうして”しんぼる”なのかって事も判ったし、あー、そうか、そこに繋がるのかって、笑ってしまいました。
最初の方の、男が白い個室で、試練を受けてるとこが一番面白かったけどね。特に、3Dメガネを渡されるバージョンが好きだなぁ。観に行くと分かるので、観てきてね。
色々な解釈があるとは思いますが、私は、好きです。なーんの意味も無いようで、最後にその意味が分かる、それを良しとするか、最後のマジメな考え方を要らないと思うか、どちらもありだと思います。ただ、面白いコメディと観るもよし、人間が悪いんだよなぁって思うもよし、色々、楽しいと思いますよ。

ま、あまり考えずに観に行って下さい。楽しんできてください。
万人にお勧めとは言えないけど、面白いと思ってくださる方もいらっしゃると思います。通好みかな。