今日は、109シネマズのサービスデーだったので、"サブウェイ123"をやっと観てきました。試写もあったのですが、ことごとく、他の単館系映画の試写とダブっていて、観れなかったんです。(;_;)
ストーリーは、
午後2時、ニューヨーク地下鉄運行司令部で働くガーバー(デンゼル・ワシントン)は、ペラム発1時23分の電車が緊急停止したことに気付く。しかも、その電車はなぜか1両だけほかの車両と切り離されて停止していた。胸騒ぎを覚えたガーバーが無線連絡すると、ライダー(ジョン・トラヴォルタ)と名乗る男が人質19名の命と引き換えに、残り59分で1,000万ドルを市長に用意させるよう要求してくる。そんな中、ガーバーが賄賂疑惑のせいで降格し、現在の運行係を勤めていたことを知り、犯人と繋がっているのではないかと疑われる。犯人の本当の目的はなんなのか、そして、ガーバーはどうなってしまうのか・・・。
というお話です。

地下鉄ジャックの映画って、結構あったりするんですが、今回、面白かったです。ジョン・トラボルタの悪役が、超悪そうだけど、どこか寂しそうな、どこか悪い事をやっている自分を否定しているような感じで、やっぱり、トラボルタは悪役をやらせたら、ピカ一だなーって思いました。ストーリーも、ただ身代金を要求するギャングじゃなくて、訳有りだし、その事件に、ガーバーの賄賂疑惑が絡んできたり、面白いなぁって思いました。

でも、最後の最後、ライダー(トラボルタ)の行動に、ちょっと疑問がありましたね。私には、モヤモヤが残りました。どうしても彼の行動が理解出来ません。悪いなら悪いなりに、本当は良い人なら、それなりの償い方があるんではないかと思います。映画の中では、あれで償ったことになっていますが、あれは、逃げとしか思えませんでした。

でも、最後までの時間の経過とともに、ハラハラしてくる感じは、とっても面白かったです。
家族でも友達でも恋人でも、誰とでも楽しめる映画だと思いますよ。お勧めします。