もう一本。”湖のほとりで”を観て来ました。早く観に行かないと終わっちゃうからと思って、日曜日だけど行ったら、すごく混んでいて驚きました。単館系は、結構、人が入るんだなぁ。
ストーリーは、
あるイタリアの湖畔の町で、女性の死体が発見された。他殺体だ。彼女は、全裸で、抵抗した痕もなく、レイプもされていなかった。彼女の事件を捜査し始めた警部は、自分の私生活でも、問題を抱えていた。それぞれの人間に、それぞれ問題があり、彼女が殺された訳は、どんどん解らなくなっていく。犯人を探し出すことが出来るのか。というお話です。
この作品、イタリア・アカデミー賞最多の10部門を独占したそうで、イタリアで大ヒットしたとのこと。
人と人との関係がとても深くて、それぞれを思い合っているんだけど上手く行かなくて、でも、それでも愛し合っているってことなんだと思うんだけど、結構、ウザいと思ってしまった私は、映画を観る資格がないのかしらん・・・。期待して行ったのですが、ちょっと疲れちゃったかなぁ。途中、一瞬、寝てしまいましたが、まったく問題なく話しが続いていました。とても静かで、穏やかな映画なので、観ていると気持ちよくなっちゃうんですよね~。
映像もキレイな湖畔が舞台だし、ステキです。
見所は、ツインピークスばりの、美しい死体です。ローラ・パーマーより、こっちの方が美しいんじゃないかなぁ。本当に、死体とは思えないほど、美しくて、完璧です。それだけでも、観る価値があるかも。
ヨーロッパ映画が好きな方には、お勧めします。ハリウッド系が好きな人には、ちょっと無理かも。
静かで、美しい映画です。観に行くなら、お早めに行ってくださいね。![]()
