今日は、夕方に、映画関係者の試写会に参加させていただき、”未来の食卓”というフランス映画を観ました。
この映画、フランス映画祭で上映され、その時、観れなかったので、ぜひ、観たいなぁって思っていたんです。
この映画、食物と人間の関わり方のドキュメンタリー映画なので、ストーリーはありません。
今、どれだけ、人間が農薬などの毒物を撒いて、どれだけ食べ物に、その毒が含まれ、人間に影響を及ぼしているかという状況を、描いています。
それプラス、食品添加物が加工品やお菓子などに、たくさん入っていますよね。それが、人間にすごく影響を与えています。
それらをどんどん身体の中に蓄積して、アレルギーや精神的な病になっていくのです。
一番影響を受けてしまっているのは、子供たちで、親が身体に蓄積した毒を、生まれたときに受け継いで、アレルギーになったり、落ち着きがなくなったり、色々な病気を発祥しています。一番酷いのは、ガンで、今、本当に子供達にガンが増えています。
そんな事実をどんどん突きつけられて、食事をするのが恐くなりました。何を食べたらいいのか、何をしたらいいのか、何も出来ない自分が情けなくなります。
とにかく、出来るだけオーガニック食品をとることと、無駄な買い物をしないで、身体に良いものだけを摂取するということを心がけようと思いました。
この映画、農薬を飛行機で撒いたりする場面があって、”ウルトラ・ミラクル・ラブストーリー”を思い出しました。あの映画も、この映画と同じようなことを言いたかったんじゃないかなぁって思います。
こんなに、色々考えさせられた映画ですが、映画として、このドキュメンタリーを観てくれる人がいるかなーと考えちゃいます。お金を払って、これほど環境などの問題を考えてくれる日本人が居るかというと、ちょっと難しいと思います。
こういう良い映画は、国とか地方自治体が買って、住民に、どんどん観せた方が良いんじゃないかなぁ。スーパーとかで上映したら、安い野菜とかじゃなく、高いけど良いものを買う様になるし、スーパーの格も上がるんじゃないかしら。信用出来るお店なら、高くたって買うもん。
選挙のことばっかやってないで、少しは、生活している住民の事も考えて欲しい物です。