今日は、”カムイ外伝”の試写会に行ってきました。
試写室での試写だったのですが、なんと、鶴瓶師匠が一緒に映画を観られていました。何かの番組かなぁ。鶴瓶さんと一緒に、背の高い女性とスタッフも見ていて、一瞬、その女性が芦名さんに見えたのですが、”A-Studio"のアシスタント、小泉さんだったかなととも思いました。キレイな方でしたよ。鶴瓶さんは、いつもの優しそうな笑顔で、ご覧になっていました。
ストーリーは、
士農工商えた非人の精度がある時代、非人に生まれたカムイは、強くなって今の生活から抜け出すため、忍となったが(ここまでがカムイ伝)、掟に縛られた世界から自由になるため”抜け忍”となる(ここがカムイ外伝)。抜け忍になり、追手をかわして逃げていたカムイは、ある漁師が馬の足を切って盗み、逃げるところに遭遇する。気になったカムイは、その漁師を追い、漁師の村に滞在することになる。その村には、抜け忍のスガルも潜んでいた。村人に暖かく迎え入れられ、人間としての幸せを感じ始めていたのだが・・・。
というお話です。
原作は、定食屋とか喫茶店によく置いてあるので、ちょこっと読んだことがあるのですが、はっきり言って、決着がつく話ではないので、映画はどうなるのかなーと思っていたら、やはり・・・。言えないけど・・・。
アクションも凄いし、カムイもカッコイイし、考えさせられることもたくさんありました。
この時代の差別の酷さ、今の時代にも通じるものがあるんじゃないかと思います。上に立っていれば、何をしても良いのかよって感じで、ムカつきました。
でもねー、映画としては、ちょっとどうかなー。CGの使い方も、ちょっとチャチいし、ワイヤーアクションも、あまりスムーズとは言えないし、うう~ん。
カムイの視線でパンする映像とか、早くて流れちゃっていて、目が痛くなりました。
出演者は、良い方ばかりなのですが、なんだか、映像とストーリーのまとめ方が・・・。
原作を知っている方が、あ、この話のココだけつなげて映像化したんだね~と思ってもらえれば良いんだろうけど、この映画だけで納得してねって、言えないかも・・・。
マツケンの映画だから、褒めたいんだけど・・・。ごめんね・・・。
あ、そうそう、マンガのカムイは素足なのに、どうしてスパッツみたいの履いてるの?ねえねえ・・・。
そいえば、”童貞放浪記”の主演の山本さんが出てました~!
とりあえず、マツケンファンの方と、忍者映画が気になる方は、観に行ってください。
私は、土屋アンナ演じるサロメのような女性が好きでした。