今日は、”南極料理人”の完成披露試写会に行ってきました。
まず、舞台挨拶ですが、
堺さん、生瀬さん、きたろうさん、高良さん、豊原さん、と 沖田監督がいらっしゃいました。
挨拶の後、色々、撮影中のお話を話してくださいました。
生瀬さんと堺さんが、きたろうさんは、NGを出しても自分のせいじゃないと言い張って、その言い訳が長いんだよ~っとおっしゃっていました。豊原さんは、自分はA型で、他がほとんどO型(AB型が1人)だったので、自分以外は、みんないい加減で、腹立ちましたとおっしゃっていましたよ。監督は、長編映画、初めてだそうで、なんか、とってもかわいい感じに見えました。
最後に、南極の形をしたケーキが差し入れられて、とても美味しそうでしたよ。食べたかったなぁ。
映画のストーリーは、
ドームふじ基地へ、あるアクシデントの為に、派遣されることとなった西村(堺さん)。ドームふじは、昭和基地よりもっと内陸で、高度が富士山より高い位置にあり、ペンギンもアザラシもウィルスも、何もいない場所。
1年以上、同じメンバーで同じ観測仕事、楽しみは食事だという状態の中で、男8人が、どうやってホームシックを克服し、楽しく1年間をすごしていくのか。違う職場から、バラバラに集められた8人が家族のようになっていく。
というお話です。
年代は、1990年代のお話みたいで、ちょっと昔の雰囲気かな。男8人だけで、みんな、何かの研究をするために来ていて、忙しいんだか暇なんだか分からないような生活の中、料理人の西村だけは、朝昼晩と、ちゃんと職員の食事を毎日毎日作らなきゃいけなくて、みんなの愚痴聞き役だし、たいへんなんだなぁって思いました。女っけも無いし、逃げようと思っても、逃げ場が無い状況で、ちょっとオカシくなっちゃったり、そんな事でって事で、悲しくなっちゃって落ち込んだり、変なものを食べだしたり・・・。とにかく、とんでもなく笑える作品でした。とっても可笑しくて、でもその根底には、寂しさとか苦しさがあったりして、とっても楽しめる作品でした。
西村(堺さん)が作る食事も、素晴らしいものばかりなんですよ。
すんごい作り方のローストビーフとか、伊勢えびのエビフライとか、カニ三昧とか、もー、メニュー、凄いです。どれも食べたくなります。そんな中に、ノーマルラーメンが出てきたりして、超食べたくなりました。
とにかく、超明るくなる楽しい映画です。夏観るのに、最適です。涼しくなりますよ~。
私は、こういう、オジさまギャグ満載の映画、大好きなんです。だって、かわいく見えるんだもん。
とってもお勧め映画です。観に行ってください~!!