今日の最後に、チェコ共和国大使館で「屋根裏のポムネンカ」の試写会に行きました。
ストーリーは、
人間に忘れられた、屋根裏にあるガラクタたちの世界!ポムネンカは、心優しくて勇気のある人形。ある日、同じ屋根裏の別の場所に陣取る悪の親玉フラヴァに誘拐されてしまいます。そんなポムネンカを、仲間のクマのぬいぐるみのムハ、壊れたマリオネットのクラソン、ジャガイモもどきの粘土人形シュブルトを筆頭に、たくさんの友達が立ち上がり助けに行きます。
というお話です。
お話は、とってもシンプルですが、ちょっとSFチックな場面とかもあったりして、面白かったです。日本やアメリカなどの人形アニメと、表現の仕方などが違って、そういうところも面白いなぁと思いました。水の表現の仕方とか、窓を開けたときに風景が線画だったりとか、映像の角度とか。日本だと、人形アニメの上に、手書きのアニメを重ねて煙とか光とかを表現するって、無かったような気がするんですけど・・・。パッと観、可笑しく見えそうなんだけど、それが、レトロっぽくて、すごく良いんです。
驚いたのは、人間が、そのアニメの中に、組み込まれていて、出演していることです。悪の親玉が人間でしたよ。あれっ?と思ったけど、顔の下は、確かに、人間が演じていました。
チェコの人形アニメ、ぜひ観てみる価値があると思いますよ。かわいいし、面白いです。いつも、波が大きな映画ばかり観ているより、たまには、ゆっくりほんわか観れる映画も、良いのではないでしょうか。
癒される映画です。
左下がクラソン、左上がムハ、真ん中がポムネンカ、その右がラジオのDJ、一番右がシュブルトです。