2本目は、伊坂幸太郎さん原作の”ラッシュライフ”でした。
4作のオムニバス映画で、河原崎編、黒澤編、京子編、豊田編 です。この4つが、少しづつ繋がっているんですが、別に、重要な点が繋がっているわけでもないし、あまり関係なさそうなんだけどね。
この作品、解説してしまうと、全部書かなきゃいけなくなるので書きませんが、うう~ん。観ていて疲れた。
伊坂さんの作品、人気なのは解りますが、私は、あまり彼の良さが解りません。無駄な引用が沢山あり、それが良い人が多いみたいだけど、私にはありきたりな引用で、又それですかって言う感じで、飽きてしまいます。きっと、沢山本や文章を読む方には、他で使われている文章の受け売りが多いので、疲れるんじゃないかなぁ。
そんな訳で、この作品、映像になっても、疲れてしまいました。きっと、他の方も、この映画は疲れたと思うよ。そんな声が後ろから聞こえてたもん。
4編とも、監督が違って、その変化に付いていけないのもあるのかも知れないけど、まったく解決の着かない問題ばかりで、スッキリしないのも問題なんだろうなぁ。すべてに解決をとは言いませんが、映画って、少しは救いがないと、観ている人が疲れるんですよね。ホラーなら良いけど・・・。
これは、原作の問題プラスまとめ方の問題があるんじゃないかなぁ。
私の感想は、こんなだけど、とても面白かったっていう方も居るかも知れないので、何とも言えませんが、私は、お勧め作品とは言えません。堺雅人さんが出演されているので、それだけは良かったかな。堺さんファンは、良いかも。