今日は、”バビロンA.D.” の試写会に行ってきました。ヴィン・ディーゼルの最新作です。
戦争やテロで秩序が無くなった近未来の地球。傭兵トーロップは、金のために人を殺す事に嫌気が差し、最後のとして、モンゴルの修道院からニューヨークまで、謎の女性を運ぶ仕事を引き受ける。追っ手から逃れ、危機を潜り抜けて彼女とその付き添いの女を運ぶのだが、その途中、だんだんと、謎が明らかになっていく。
というお話です。
バビロンA.Dというタイトルから、ある程度の事が判ると思いますが、バビロンとは、キリスト教でいう、”退廃した都市の象徴”として扱われる都市の名前です。ですから、退廃した都市の再生、紀元というような意味だと思います。世界を再生するために、何が起こるのか、そして、人間の役割はなんなのか、人工的に聖母マリアや救世主を作れるものなのか、そんな内容が目いっぱい盛り込まれていますが、あまりキリスト教などに馴染みが深くない日本人には、ちょっと理解が難しい内容かもしれません。
ま、そういう関係の事がわからなくても、アクションで楽しめます。相変わらず、ヴィンのアクションは、派手で、楽しいです。
そんな訳で、映画が終わった後、周りの人の反応を見ましたら、あまり良い評価は受けていませんでした。でも、ちょっと聖書関係の話を知っていれば、楽しめるんではないかと思います。
あまり考えないで、アクションだけ楽しんでくるつもりで、軽~く、観に行ってくださいね。