今日は、”レイン・フォール 雨の牙”の試写会に行ってきました。お友達が、評判悪いけど行く?って誘ってくれたので、行ってみましたが・・・。
いや~、疲れちゃいました。途中、2度ほど、寝そうになったかな。
今日は、ネタバレしちゃうので、これ以後は、読みたくない人は、読まないでください。
日系アメリカ人の暗殺者ジョン・レインは、日本の中枢にいる国家公務員の暗殺を請け負い、自然死に見せかけて殺すのだが、その暗殺の陰に、国家機密のデータが入ったメモリーを手に入れるという目的があることを知り、そのメモリーの謎を追う内に、暗殺した男の娘と出会い、一緒に逃亡することになる。というお話です。
でねー、何故、作る時期を間違っているかというと、日本は、こんなに景気が悪くて、まして、公共事業などは、査察が入って、談合などがどんどん出来なくなっているでしょ。それなのに、国家機密が、公共事業に関する談合、賄賂、裏工作など、もう、時代遅れのような秘密なの。5~10年前なら、なんとかそれって機密にもなりえたかも知れないけど、今時、そんな事言ってる人いないよ。もちろん、今でも、談合も賄賂もあるだろうけど、誰もが知っていて知らないふりをしている事でしょ。日本って、土建国家で、公共事業をどんどん土建屋に回すことによって、バブルがあったり、景気が良くなったりしてきた国だから、この景気が悪いときに、談合とか賄賂を暴露なんかしちゃったら、国民から総スカン食いますよ。アホかって感じ。
これから、麻生くんが、どんどん公共事業して、金をばら撒こうとしているのに、阻止してどうするっ!!日本は、アホでガメついやつが金を儲けて、どんどんばら撒くから景気が良くなったんでしょ。だから、政治家が悪い奴ばっかの時は、景気が良かったんだよね。賄賂を貰って、バンバンばら撒いたおかげでしょ。キレイごとばっかだと、国は傾いていくんだよ。イヤな事だけど、それが現実でしょ。
と言う訳で、この映画は、まったく時期を逸しているんです。
内容が時代に合わないのにプラスして、はぁっ?ていうような事が山ほどあるので、疲れます。椎名さんはカッコイイんだけど、ハセキョーは、演技が下手な上に、キレイに撮ってもらえてないんですよね~。可愛そうだよ。
ゲイリー・オールドマン、楽しみにしていたんだけど、ただ、部屋で怒鳴ってるだけで、一瞬外に出たけど、全く役に立たないんですよ。
もー、どう説明して良いのやら・・。友達と、終わった後、”一人だったら途中で出てたな。”って話で意見が合いました。これで、今回の私の評価がわかってもらえると思います。
椎名さん、ごめんなさい。椎名さんは、まったく悪くありません。脚本が悪いんです。