あまりにも辛い現実「子供の情景」 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今日は、イランとフランスの合作映画、"子供の情景"の試写会に行ってきました。音符

アフガニスタン中部のバーミヤンは、歴史的巨大仏像をタリバンにより破壊され、ニュースなどでも沢山報道されたので、ご存知だと思いますが、この映画は、そんなバーミヤンで暮らす6歳の女の子が学校に行きたくて、なんとかノートを手に入れて学校まで行くのですが、仲間に入れて貰えなかったり、行く途中で虐められたり、困難が沢山あるというものです。走る人

その困難が、日本では考えられないような事で、そのお国柄という言葉では終われないような、悲惨な状況なんです。6歳の子供達なのに、戦争ごっこを本気でやって、"石投げの刑"という、タリバンが本当にやっていた厳罰などをやったりするんです。子供がそんな事をする情景は、あまりにも辛くて、苦しいものでした。こんな現実を、生々しく描いているので、楽しい映画ではありませんが、日本がどれほど恵まれているのかを、実感させられます。チューリップ赤

映画としては、粗削りな感じですが、心に残る作品でした。アフガニスタンの現状などを、この映画で観てきて下さい。晴れ