今日は、演劇のチケットを頂いたので、行って来ました。題名は、”いいだせなくて”です。
新宿の"SPACE107"というところで、14日までやっています。
小説家の男性とその妻の家に、色々な人間がやってくる。締切を過ぎている原稿の催促に来た編集者、小説家にまとわり付くストーカー、幼馴染のホスト、電話修理屋、小説家が知合ったホームレスの男性、セラピーで知合った女性、近所の派出所の巡査、お隣に越してきた盲目の少女、借金取りなど、個性的な人々が集まってきて、ドタバタ劇が巻き起こる。困ってしまう夫婦の秘密とは・・・。という演劇です。
私は、あまり沢山の演劇を観ているわけではないので、難しいことは解りませんが、今回の演劇は、後半で、オオッと思うところがあって、一気にそれまでの前半の内容の理解が出来るんです。良く出来ているなぁって思いました。微妙な間の取り方とか、ずらし方で、前半に違和感を残しておいて、後半に、その違和感の意味が解ってくるって、演劇ならではのことだなぁって思いました。生だからこそ、その微妙な感じがこちらに伝わってきて、感動するんです。途中、ちょっと疲れていたのもあって、ウトウトするところもありましたが、全体的に、とても良く出来たストーリーと演出だったと思います。
主演が、ポケモンのサトシの声をやっている松本さんという方で、この方、ドリュー・バリモアやリース・ウィザースプーン、レニー・ゼルウィガーなどなど、有名女優さんの吹き替えをやっている方で、ステキな方でした。もう一人に主演は、田中さん、他、有名な方々が出ていらっしゃいました。深見さんという方は、結構、良くTVでも見る方です。(只野仁とかに出てました。)
映画の合間に、演劇を観るのも、また、良いですねぇ。ちょっとセリフを噛んだり、間違えちゃったり、なんかとっても、生の舞台って、ハプニングが面白い。それもまた、味があって良いんです。また、舞台、観に行きたいな。