今日は、”ストレンジャーズ 戦慄の訪問者”の試写会に行ってきました。
この映画は、実際にあった話を基に作られています。2005年2月11日に、クリスティ・マッケイとジェームズ・ホイトは、友人の結婚式を途中で切り上げ、ホイト家が持つ別荘に帰宅する。部屋でくつろいでいると、午前4時にも関わらず、玄関ドアをノックする音が・・・。ドアを開けると、”タマラはいますか?”と質問する女性の影が。”タマラという人は居ない。”と返事をして、くつろいでいたのだが、またもドアをノックする音が・・・。外には、さっきの女性、窓を覗くと、木陰にフェイスマスクをした男が・・・。
という話なのですが、もー、最初から最後まで、息を付かせぬ内容で、ずーっとハラハラドキドキの連続です。ハアハア、息をしてしまいそうなほど、ストレス受けまくりです。この映画、全米で大ヒットだったそうですが、その訳解ります。面白いです。 90分の上映時間、目いっぱいスリルを与えていて、凄く上手いんです。ダラダラ無駄に長くしないで、スパッと要点だけをまとめているので、その焦点に目が釘付けで、面白いんです。
ストレンジャーズ、宣伝の仕方によって、すごくヒットするんじゃないかなぁ。面白いですもん。一度観れば、皆、納得すると思うんですよ。特に、本当にあった事件を基にしているし、いつ自分がこういう事件に巻き込まれるか解らない恐怖が迫ってきます。不謹慎かも知れませんが、世田谷で一家殺人事件があったじゃないですか。あれも、こんな事件だったのかも知れないって思ってしまいそうなほどです。でも、反対に考えて、こういう映画をきっかけに、そういう重要な事件を風化させないというのもあるんじゃないかと思うんです。だって、犯人は、どこかで笑っているかも知れないんですもん。許せないですよ!! いつもいつも、マイナスに考えるんじゃなくて、辛いかもしれないけど、こういう映画を利用して、犯人捜しをするって、マスコミも取り上げるだろうし、もちろん映画の宣伝にもなるだろうし、みんなも、あ、そういえばって思い出すこともあるかもしれない、そう思いませんか?人間、結構、マスコミに流されるものなので、利用するのも手だと思いますよ。
こんなに考えさせられるほど、スリル満点のハラハラドキドキ、スリラー映画です。
私は、すごくお勧めです。短時間で、目いっぱい楽しめると思います。これ、カップルで行くと、出てくるとき、恐怖を一緒に体験するので仲良くなれるかも・・・。