今日は、”ウォッチメン”の試写会に行ってきました。
すごく長くて、2時間43分もあるんです・・・。辛い・・・。
1960年代から活躍していたヒーロー達は、ニクソン大統領によって成立したヒーロー禁止の法律により、引退し、普通の生活を送っていた。そんな中、ヒーローだった一人”コメディアン”ことエドワードが暗殺され、元ヒーロー達の周りが騒がしくなる。誰がエドワードを殺したのか、なぜ殺したのか・・・。謎は深まる。
彼の暗殺を皮切りに、ケネディ暗殺やベトナム戦争、キューバ危機、アポロ計画、ウォーターゲート事件など、ウォッチメンが関わった事件が暴かれていく。
と、壮大なテーマで、映画は進んでいくのですが、長すぎる・・・。辛い・・・。アメリカの歴史の裏に、ウォッチメンがいたらしいって事は良いけど、そんなに細かく描かなくても・・・。途中で忘れちゃうから・・・。
映像は、”300”のザック・スナイダー監督によるものなので、面白いし、美しいです。
だけどね、これだけの内容を3時間近くやる必要って無いでしょ。90分で出来ると思うよ。だって、結局、内容は、”ウ○○○○○”と同じじゃん。大きいものを守るために、小さいものを壊すって事でしょ。
それと、ヒーロー達なんだけど、ジョンが実験でスーパーヒーローになったのは判るけど、他のヒーロー達は、どうやってヒーローになったの?生まれたときから超能力者だったのか、鍛えたのか、スーツが特注なのか、全く解らないし、ジョンが何の実験で超人になったのかも解らないまま・・・。原作マンガを読めば解るのかなぁ。
あと、ロールシャッハ、出来れば、生顔、見せないで欲しかった・・・。貴方には謎で居て欲しかった。
とりあえず、あまりの長さに、お勧めすると言っても、我慢できる人のみ行って下さいとしか言えません。椅子の良い映画館で観てくださいね。途中で寝ちゃっても、ま、解るだろうから、気持ち良いソファが良いと思います。
子供は観に行かないでね。残酷なシーンやグロいシーンがあります。