今日も、フランス映画祭で、1本観てきました。クリストフ・オノレ監督の”美しい人”です。
母親の死をきっかけに転校してきたジェニーは、ミステリアスな雰囲気の美しい転校生。男子生徒からの注目の的で、その中のオットーと付き合うようになる。そんな時、イタリア語の教師ヌムールからも熱い視線を向けられ、心が揺らいでしまう。
という、フランス映画っぽい映画ですね。
この映画、ラ・ファイエット夫人の恋愛小説”クレーヴの奥方”を現代風にアレンジしたものです。
フランスの高校生の大胆さに驚きました。フランスでは、高校でこんな事してんのっ!て思うような場面も・・・。主人公以外の生徒たちも、生徒同士、生徒と先生、先生同士などなど、本当に恋愛に自由な国なんだなぁと思いました。ちょっと、どう説明してよいのかわかりませんが、付き合っている人がいても、他の人と平気で寝るし、その自由さというか、いい加減さというか・・・。もちろん、日本でもあるとは思いますが、なんか、日本だと暗いでしょ。でも、フランスだと、サラッとしているというか、なんというか・・・。冷めてるんですよね・・・。
ま、どっちが良いかは判りませんが、出来れば、好きな人とは一緒に居たいし、あまり悲しませたくないなぁと思うのが心情です。
この映画は、大人の映画です。それも、フランス映画が好きな方にお勧めします。