今日は、”イキガミ”の試写会に行ってきました。私は、原作を読んでいるので、それが映画化されると聞いて、ずっと楽しみにしていました。
映画化されたのは、3エピソードでしたね。ミュージシャンの話は、ちょっと違っていたけど、後は、ほとんど原作を曲げないで映像にしてくださったみたいで、良かったなぁ。原作でも、主役の配達人は、それほど核にはならず、傍観しているような位置づけで、イキガミを受け取ってしまった人を描いているマンガなので、とってもウマく映像化されていたと思います。私は、気に入りました。
死を目前にして、人は何を考えるのかというのを、それぞれの視点で描いていて考えされられました。復讐しようとするもの、人のために何かしようとするもの、人それぞれ色々ですね。生きていて、常に満足している人間なんて居ないんだから、イキガミがイキナリ来たら、やっぱり抗うでしょうね。でも、どんな状況になっても、人を傷つけて死んでいくのはイヤだなぁ、と思いました。
この映画は、地味な感じだけど、色々な人に観てほしいなぁ。死というものを、一度、考えて欲しいと思いました。娯楽作品ですとは、ちょっと言えないかなぁ・・・。松田君は、超カッコよかったけどね~。