小学生の頃から

1人の作家さんにハマると

その方の作品だけを

集中的に読む、という

生活を送ってきました。

 

今は、くどうれいん さん。

 

『虎のたましい人魚の涙』の後は

 

『うたうおばけ』

その後もれいんさんの作品を

読み続けている現在は

 

耐性が出てきたのか

そんなこともないのですが

 

この『うたうおばけ』を

読んでいる時期までは

 

大好きなのに

一気読みができない、と

頭を抱えておりました。

 

というのも

一つ一つのエピソードが

濃厚。重厚。

 

まるで、ショットグラスで飲む

濃縮スムージーのよう。

 

サラサラしている

ジュースとは違う。

 

野菜や果物の皮や繊維

全てが詰まっている

 

液体って言っていいのか

わからない

 

そんな感じのスムージー。

 

1杯飲んで

またすぐ次を飲む

ってことはできなくて

 

1杯飲んだら

その1杯が心身に沁み渡るまで

次はお預け、という感覚。

 

 

小学生の頃

物書きになりたい、と

思っていた白かぼちゃは

 

大学生となって

自分より年下の

当時高校生の作家さんが

 

彗星の如く現れ

大きな賞を取られた

というニュースに

 

それはそれは衝撃を受け

 

現実を見ることとなって

今に至るのですが

 

物書きとは程遠い

生活をしている今でもなお

 

ひと回り年下のれいんさんの

1つ1つのエピソードを読むたび

 

いちいち

完敗宣言をしたくなるのです。

 

特にこの『うたうおばけ』の中では

 

「一千万円分の不幸」というお話。

 

もう、四十路を越えた

人生経験をもってしても

かなわない、と、強く感じ

 

くどうれいん、ここにあり、と

思わされたエピソードでした。

 

エフエム岩手のゲスト出演日を

すっかり忘れてしまっていた、という

 

いちラジオリスナーとして

強烈な印象が残る

れいんさんですが

 

その片鱗が伺えるエピソード。

 

もちろん

エピソードだけでなく

 

文章そのものが魅力的。

 

一文字も見逃したくない世界。

 

今日も、1つ読み終えては

ほうっとため息をつく。

 

そんな幸せの時間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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