今年の１月末
「卒業間近となっても
学校からの電話がある」と
嘆いた白かぼちゃに
甘い、と、言いたい。
卒業式まであと数日という
こんな時にも
学校からの着信は、ある。
あったのである
それは平日夕方。
これから
夕飯作りにとりかかろうと
していたところ。
しかし、お腹が空き過ぎて
この状態で台所に立っては
めまいがしそう、と
「ダイエット中」と
公言しているにも関わらず
夫が会社からいただいてきた
お菓子詰め合わせの中の
バームクーヘンを
食べちゃえ
と
半分ほど食べたところだった
スマホの振動に目を向け
画面表示に学校名を確認した
白かぼちゃの頭の中は
間食しないって言ったのに
してしまった、この行いに対する
天誅か
恐る恐る電話を取ると
担任の先生からで。
昼休みに遊んでいたところ
クラスメイトの眼鏡を
破損してしまったとのこと
クラスメイトに怪我はなく
わざとではないということは
相手側の親御さんも
わかってくれているようだ、とのこと。
いやぁ・・・
やっちまったよ～
お相手は、幸か不幸か
家族ぐるみでお世話になっている
ご家族だったため
学校からの電話を終えた後
即刻、お相手の親御さんへご連絡。
怪我がないことの確認と
眼鏡弁償させてください、の申し出。
「事故だから、よくあることだから、
眼鏡のことも気にしないで」
と言っていただいたものの
慣れないこちらは
あわわわわ
が治まらず
気持ちばかりのお菓子を携えて
お相手のお宅を突撃訪問
改めて、お詫びの気持ちと
保険に入ってもいるし
少しでもお役に立てませんか、と
申し出てみましたが
「手間をかけさせるし
本当に事故だから気にしないで
明日からも仲良くしてね
」
と言っていただき
これ以上しつこくするのも
逆に困らせてしまいそう、と
思った段階で
引き下がる（？）ことに
あわわわわ～
せっかくの卒業式を
慣れない眼鏡で
出席させてしまうことに
なるのではないかと思ったけれど
どうやら間に合いそうということで
そこだけはよかった・・・
もうね
息子が１年生の時
骨折したことを
思い出さずには
いられませんでした。
お相手の親御さんから
電話もらったな。
当時も、故意ではなく事故で
どちらが怪我しても
おかしくない状況で
結果的に我が家が骨折した
という状況で。
お互い様だから。
いつ、状況が
入れ替わるかわからないから。
これからも、仲良くしてもらえれば
それでいいから。
白かぼちゃも、お相手の親御さんに
全く同じことを言ったなぁ
謝罪に来たいと言ってくださったのを
本当にお気持ちだけで、と
お断りしたのだけれど
お気持ちを受け取る、ということも
大切なことだったのかもしれない
お気持ちだけ、を
受け取るべきだったか、と
当時もずいぶん悩んだなぁ
今回はたまたま
連絡を取り合える仲で
自宅も知っていたから
突撃訪問してしまったけれど
連絡先がわからない
自宅もわからない、だと
教えていただけない場合
何もできないままに
なってしまうんだよなぁ
しかし、謝罪って
それだけでは
何も解決しないところが
せつないんだよなぁ
眼鏡が直るわけでも
怪我が治るわけでも
ないんだよね
でもやっぱり
何もできない
「してしまった側」は
せめて謝罪をしたいんだよね
だったらやっぱり
１年生の時の骨折は
直接の謝罪を
受けるべきだったのかなぁ
・・・などと。
頭が
ぐるぐるぐるぐる
する夜を過ごしました。
息子には
息子の視点からの経緯を
話してもらって
わざとではなかったことを確認し
ただ、眼鏡は壊れてしまった。
壊してしまったことを、謝りに行こう、と
学校でも謝ったということだったけれど
一緒に行きました。
そして、今回は先生がその場にいたから
電話が来たけれど
先生がわからなかったり
この先中学に上がったりしたら
学校から連絡があるとは限らないから
こういうことがあったら絶対に隠さず
教えてほしい、と念を押しました。
いやぁ・・・
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