My body my choice | タブーから自由になって、より健康で豊かな月経ライフを! ~バスク在住ドゥーラ 寺本裕美子~

タブーから自由になって、より健康で豊かな月経ライフを! ~バスク在住ドゥーラ 寺本裕美子~

月経、妊娠・出産、育児や更年期。心とカラダの健康について、女性のエンパワメントのためのブログです。

 

 

    

教わらなかった生理と身体について、

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こんにちは!

 

月経リテラシーで

いのちのエンパワメントを目指す、

ユミコです。

 

今日もこのブログを選んでくださり、

本当にありがとうございます!

 

 

 

 

 My body my choice

 

先日フェイスブックでもシェアした内容なのですが、

知り合い姉妹から聞いた話を紹介します。

 

 

姉の第一子は、

 

当時1/3.000出生の割合で起こると言われていた、

頭蓋骨縫合早期癒合症

(何らかの原因で頭蓋骨縫合が通常よりも早い時に癒合して

しまう病気)を持って生まれ、

生後1年間で3回もの手術を乗り越えました。

 

 

「2人目欲しいんだよねー」と

授かりたい願いを周りに話した時の反応は、

ほぼ自動的/無意識的に

 

 

一人目あんなに大変だったのに…

二人目にも何かあったらどうするの?

 

 

でした。

 

 

本人はと言えば、

「第1子に「3.000分の1」の確率のことが

起こったからといって、

2人目にまた何かあるってわけではないでしょ!

何でみな恐れるんだ?」と思った。

 

実際、特に困ることなく出産となりました。

 

が、周囲には授かったことを

オープンに話すのは控えていたと。

 

 

 

 

その出産(病院)では、

彼女は事前から麻酔分娩を希望していました。

 

「麻酔打ってくれ」と頼むと、

 

医師たちは、

「無くても産めるよ、大丈夫!」と励ましたり

 

麻酔なしで産むことのメリットを並べ始め、

使わないよう説得を始めたらしいのです。

 

 

 

女性の希望は麻酔の使用。

 

第1子の出産が大変だったし、

いろいろと調べたうえで使うと決めていたので、

いちゃもんつける医療者に腹を立てました。

 

 

なぜ使いたいのかを知らないし、彼女が頼んでもいないのに、

使わないよう説明するにしてもタイミングというものがある。

 

それを選ぶことで

 

自分の出産をより満足した形で過ごせる

 

そう自分で決めて臨んでいるのに、

 

それを出産の真っ最中に拒否されることは、

女性にとって非常に邪魔な要素であって、

対応のされ方などによっては大きなストレスになる。

 

 

 

「主体性を否定する」

「痛みを和らげるオプションを拒む」

 

これも、一種の権利侵害なのです。

 

 

 

結局、彼女のことを一番よく知っている

家族やパートナーが医療者と「交渉」し、

その選択は叶えられたそう。

 

 

私は話を聴いたときとにかく、

「彼女の味方がその場にいてよかった」

と思いました。

 

立ち会った医療者側の語りも聴きたい、とも思いました。

 

 

 

 

 

その後、妹が妊娠。

彼女は、助産師とドゥーラとの自宅出産を希望。

 

 

姉の初産が大変な体験だったので、

実母が必要以上に心配するのを知っていたし、

 

「出産はリスキー、自宅分娩するなんて危ない」

 

これが残念ながら大半の考えなので、

自宅で産む、と言ったらどうなるか想像できた。

 

 

彼女はもちろん、ちゃんと調べて選択をしました。

世間が言うような「親の無責任さ」は、

わたしは自宅分娩で見たことがありません。

 

無責任に選ぶ選択肢ではないと思うし、

助産のプロ(助産師)をなめるなよ!とも思います。

 

 

 

結果、予定日をごまかして伝えておいて、

産後に事後報告をした。

 

私は、家族と経験をシェアできない、さみしさのような

気持ちもあったのかもしれないな、と思いつつ、

でも正直、「よくやった!」とも思いました。

 

 

 

 

自分のカラダについて

今の社会で決めるのが女性の場合、

 

信頼されなかったり、問題視されたり、

不安を煽られるのはよくあることかもしれない。

 

情報入手の難しさを前に

真剣に向き合って、自分から情報を集め、

 

自分と我が子のためにどんなに準備をしても、

どんなに本人が大切と思っていても、

 

それまでの経緯を知ることなく、

勝手にジャッジされて不本意と感じたり

悔しい思いをする人はたくさんいる。

 

 

これは出産以外でもどの性別の人にでも、

人生で起こりうること。

 

 

 

「何のために」言う・する・選ぶのか

意識的に立ち止まって考える時間。

 

自分は一つの道を歩む主体であって

「何のためにどうするのか」

これを感じる力を育むこと。

 

なんでも、自分にも他人にも

もっと愛情という感情を込めて生きる。

 

もっと必要じゃないか。

 

 

以上、まとまりないつぶやきです。

 

 

 

 

 

セルフケアのために役立つツールとして、

 

月経周期に合わせて感情や想い、身体の調子などを

記録する、「ジャーナリングシート」と、

 

ホルモンの基本的な役目や

「心のセルフケアについて3つのこと」をご紹介する

小冊子を作りました。

 

 

 

 

 

シートは、

月経が始まった日から次の月経がくるまでを1サイクルとし、

周期ごとに1枚使うようになっています。

 

周期を把握したり暮らしの調整、習慣の見直しなどに

役立てるものなので、続けることが大事なのですが、

最初は何を書いたらいいのかわからないこともあるかもしれません。

 

たった一言でも、その日の気分や出来事を書く。

はじめはそれでも大丈夫です!

 

 

周期の仕組みを詳しく知らなくても、次第に発見がある。

そのプロセスも楽しめます。

ぜひご覧ください。

 

 

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今日も最後までお読みいただき、

本当にありがとうございました!

 

 

 

バスクのユミコより。