子宮へのスティグマ | タブーから自由になって、より健康で豊かな月経ライフを! ~バスク在住ドゥーラ 寺本裕美子~

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月経、妊娠・出産、育児や更年期。心とカラダの健康について、女性のエンパワメントのためのブログです。

 

教わらなかった生理と身体を、

知って・仲良し・健康に!

 

タブーから自由な、

より健康で豊かな月経ライフを

サポートします。

 

 

こんにちは! 

 

月経リテラシーで

いのちのエンパワメントを目指す、

ユミコです。

 

今日もこのブログを選んでくださり、

本当にありがとうございます。

 

(→プロフィールはこちら

 

 

 

先週末は、暮らす町のお祭りでした。

人口4.000人ほどのところですが、

 

夜中23時から、ど真ん中で

ロック(メタル)バンドの爆音ライブが

今年のメインイベントでした。(笑)

 

ほか、パエリアコンクール、カードゲームの

トーナメント、バスクスポーツの大会、

演劇などなど。

 

あらゆる世代のためのプログラム♪

 

移動遊園地も夜の2時、3時くらいまで

営業なので、子供たちにとってとても

スペシャルな週末でした。

 

 

 

 

子宮へのスティグマ

 

あなたも近頃「スティグマ」という言葉を

よく見聞きするかもしれません。

 

 

ググってみたところ、「スティグマ」とは

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★他者や社会集団によって

個人に押し付けられたネガティブなレッテル

 

★差別や偏見の対象として使われる属性、

及びそれに伴う負のイメージの事を指す。

 

社会的スティグマは、

特定の文化、人種、ジェンダー、知能、健康、

障害、社会階級、また生活様式などと

関連する事が多い。

 

差別・偏見と訳されるが、特定の事象や

属性を持った個人や集団に対する、

間違った認識や根拠のない認識のこと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

などと書かれています。

 

 

差別・偏見/負のイメージ・レッテル

間違った認識や根拠のない認識

 

 

勝手に誰かにジャッジされて、

それが広く、社会的に

認識されることがあるわけですね。

 

そして自分もそれをしてしまう。

 

危ないことなのです。

 

 

 

私は、

 

妊娠~出産、産後

生理・更年期

安全な中絶

 

を主に活動分野にしているのですが、

 

「性」「いのち」「生と死」

「ジェンダー」「人権」

 

といった言葉が軸にあります。

 

そして結果的に、

 

いやでも

政治・経済・司法・教育・医療と健康、

と活動は広がっていきます。

 

 

つまり、

人間がかかわることすべてです(笑)

 

生まれてから死ぬまで

性的生き物なので、当然といえば当然

なのかな。

 

たくさんのことにつながって、

深いですね。

 

 

 

 

タイトルの

「子宮へのスティグマ」。

 

 

妊娠・出産、生理、中絶など、

 

子宮にまつわることは、

負のイメージを見聞きします。

 

女性に問題がある、かのように

語られてきています。

 

 

でもね、

よく考えたら、

 

実はそうある必要はないことばかりなのです。

 

 

 

では

なぜでしょうか。

 

 

 

誰が

どのように

何のために

 

女性の性にまつわることを決めたり

管理してきたのか。

 

誰を中心に社会/福祉制度が決められてきたのか。

 

政治とは本来誰のためのものか。

 

医療は本来どういった役割をするべきか。

 

 

 

女性も同じ機会を与えられて、

男性と一緒に

決定してきたことでしょうか。

 

 

問いかけてみてください。

ここに、いろんな答えがあります。

 

 

 

 

 

生理のことに関しては、

タブー、スティグマ、

呼び名はどうでもいいくらい

 

すでに大昔から、多くの場所で

喜ばしいイメージは拭い去られています。

 

 

 

生理があるということは、

毎月卵巣や子宮が事故にあうようなものだ

 

とか、

 

生理中は腹を殴られるような痛みがある

 

とか、

 

 

 

本当につい先日、

とある産婦人科医師の口からききました。

 

 

 

自分の体が「事故に遭う」という言葉を聞いて

嬉しい人は誰もいません。

 

不安だったり、嫌いになる気持ちが増します。

 

 

殴られるような痛みを普通だと表現されて

お薬に頼るのが一番というのは、

 

医者ならほとんどが思うことでしょう。

それがお仕事、異常を治療するのです。

 

 

 

 

でも、生理が痛くて、しかも生活に支障がある、

というのは、薬で治すのも必要かもしれませんが、

それでは繰り返されますよね。

 

その対処をしつつも、いずれ服用しなくても

いいように、健康であるために、

 

 

「痛くなる原因を本人が知ること」が

大事なんです。

 

 

上に書いた問いかけもそうですが、

 

薬以外で治せること、

自分でケア、管理できるための情報

 

長い目で健康な生理を守るためには、

 

 

生理への価値観を見直したり、

今ある環境もろもろを理解したり、

本人の身体を中心にフォーカスを当てる

 

ことがとても役立ちます。

一人一人、違うし、暮らしも多様なのです。

 

 

最後に関連記事をご紹介しますので、

よかったらお読みください。お役に立てると嬉しいです。

 

 

 

 

消化や排尿・排便同じく

生理的なこと、毎月起こることで

 

生殖器が痛みを発するのが「普通」?

 

 

 

女性の人生、健康にとって

大変失礼だと思うんです。

 

 

 

もうすぐ、オンラインイベント

「月経についてもっと話そう」を開催します。

 

関心がある方は、

インスタグラム、フェイスブックでも告知しますので

ぜひフォローしてくださいね。

 

 

 

今日もお読みいただき、

ありがとうございました!

 

 

バスクのユミコより。

 

 

 

 

⇓関連記事

 

 

⇓シリーズ:月経前の不調のためにできること

 

 

⇓周期中の変化など、いろいろ綴っています。

 

 

⇓寺本裕美子のストーリー(1~3)はこちら。