ルッキズムという文化 | タブーから自由になって、より健康で豊かな月経ライフを! ~バスク在住ドゥーラ 寺本裕美子~

タブーから自由になって、より健康で豊かな月経ライフを! ~バスク在住ドゥーラ 寺本裕美子~

月経、妊娠・出産、育児や更年期。心とカラダの健康について、女性のエンパワメントのためのブログです。

 

こんにちは! 

月経リテラシーで

女性のエンパワメントを目指す、ユミコです。

 

今日もこのブログを選んでくださり、

本当にありがとうございます。

 

教わらなかった月経のこと、もっと知りたい!

身体と仲良しになって、より健康になりたい!

タブーから解放されたい!

より豊かな性教育が必要!

 

そう願っている方に向けて、お届けしています。

(→プロフィールはこちら

 

 

 

 

ヨーロッパは熱波到来で今週末にかけて

どんどん気温が上がっていくそうです。

 

畑で育つ野菜たちが干からびないように(笑)

水やりタイムのアラームまでセットしました。

 

ふつうは、夏でも私の地域は

雨も降るし涼しいのでほとんど水やりが

いらないのです~。

 

 

 

さて、

 

壁ドン・告白・プロポーズの練習を

教育に組み込む

 

↑これ、どこのセリフだと思いますか?

 

 

 

内閣府男女共同参画局の

 

「人生100年時代の結婚と家族に関する研究会」の

会合プレゼン資料(公開)、

 

『豊かで幸せな人生100年時代に向けた、

恋愛の役割はなにか:

恋愛格差社会における支援の未来形』

 

にある、支援のためのアイディア、です。

 

 

 

 

…恋愛って、

 

誰かに指導されて

 

上手くいくもの、でしたっけ。

 

 

 

ほか、

 

「男女ともハンサム・美女ほど恋愛経験豊か」

というコメントも会合ではあったそうです。

 

またつい最近は選挙でも、

「顔で選べば一番」発言が問題になりましたね。

 

 

どちらも

ルッキズムを助長している

という批判が数多くあったそうです。

 

ルッキズム:

人を見た目だけ判断することは間違っていると

頭では理解していても、視覚から入ってくる

外見や容姿の情報のみで人を判断・評価・

差別を行い、偏見を持ってしまうこと。

(参考:Muuseo Square)

 

 

 

 

外見で

 

人生の豊かさ・幸せの価値が

 

決まるんでしたっけ。

 

 

 

堅苦しい話題ですけど、

この「美しい外見」の概念の刷り込みは、

 

多くの人の暮らしに

大きく影響してると思うんです。

 

 

 

©Mihaela Noroc, The Atlas of Beauty(写真集です)

 

 

空腹な人が食べ物に反応するように、

美しさに私たちは反応します。

 

どうしようもない脳への刺激の反応ではあります。

でも「美しさとはこれ」と基準がある文化で

 

それを見て育ってきたら、大人になっても

同じ基準で美しいかそうでないか、

判断するわけですよね。

 

ある意味洗脳??

 

そしてそれによって、

 

仕事の採用に有利であるとか、

ローンが組みやすいとか、

信頼度が上がる

 

などということに影響します。

 

 

 

でも、他の文化でその基準が

ガラガラ――――っと

崩された、という体験談はよく聞きます。

 

視野が広がりますので、とても良いことだなあと

個人的には感じます。

 

あなたはどう思いますか?

 

 

 

 

2016年ごろ、どこかの国で

大企業がハイヒールの着用を拒否した社員を

停職処分にしたことがきっかけで

 

「ルッキズム」という概念はじわじわ

広まっていきました。

 

 

服のサイズが大きすぎる、

笑顔がちょっと・・・という理由で仕事を

断られる時代に

 

私はあえて男性用の制服を

ワードローブからちょうだいし、

化粧もせず通勤しました。(笑)

 

お酌は絶対しなかった。(これは違う話か)

 

 

勇気がいりましたけど

 

「通訳」と「マネージャー」に

化粧してるかしていないかなんて、

 

本来関係ないのです。

 

どうしてそこまでこだわったか、と

いうのも理由がそれなりにありますが

そこは割愛します。

 

 

それでも恋愛はしたし、

 

なんでわき毛剃るの??という

今のパートナーと結婚しましたよ。(笑)

 

 

⇓私の固定概念がガラガラ―っと崩れた話

 

 

 

 

 

昔は人種差別が社会の病だったのが、

今では個人レベルで「外見」で

差別されることの方が多いと言われていますが、

 

 

「美」に「正解」も「100点満点」も

ないですよね。

 

 

 

ただ、TV・広告・雑誌…色んな所で

「美」という一方的な基準が小さなころから

仕込まれていきます。(責任者はこれ)

 

政治とかお金とかがめちゃくちゃ絡む、

文化的なものの方が脳をしつけちゃった。

 

でも美しさって、そういった媒体で見る

それ以上のものでもありますよね。

 

 

外見ではなく、どんな人なのかを

感じ取って「素敵だな~」と思える方が

人間的でいいなと思ったのでした。

 

 

今日もお読みいただき

有難うございました!

 

バスクのユミコより。