平家の落ち武者の5代続いた郷を守った小長辿郷、【後編】荒滝/神奈木流 体バランス法 | 神奈木流 体バランス法

神奈木流 体バランス法

神奈木有紀(かんなぎゆき)大阪市で広告ディレクターから2014年に独自理論による神奈木流体バランス法を作りセラピストに転身。



小代区の中心地区大谷から
久須部川沿いに遡る。
おじろスキー場のゴンドラ乗り場を過ぎ、
「おじろん温泉」の前を過ぎたら右折、
葛折りの坂道はやがて道は、
等高線に沿った水平道となる。
小長辿郷跡の記念碑の下に
荒滝入口の看板がある
満月の夜に滝つぼに月を写す
そんな言い伝えが書かれている
急勾配の崖の道を伝って降りる山道
僅かに滝の音からその距離は想像できる
わざわざこんな山奥に
滝つぼまで行く者はまず無いと思うが、
かつて平家の落人が作った集落があった
この地に住んでいた村人の言い伝え
そう思えば言い伝えにも信憑性が出る








整備されているとはいえ
歩いて大トチノキを見てから
滝つぼまで行くには
少し心が折れそうになる
しかし、ここまで来て
滝を見ずに帰ると必ず悔いが残る。
穏やかではあるが
そんな心の葛藤を感じながら山道を降りる。
途中からけもの道に変わるにつれ
滝の爆音が強くなると
やがて崖の上から荒滝の姿が見える
見事に一本のそのお姿は昇り竜そのもの
見れば滝つぼに続くように
脚立を開いたアルミ梯子があります。 
四方をロープで括られただけで
固定されておらず少しグラグラする梯子
ここまで来て降りないなんて選択は無い
ロープが垂らされた所を降っていくと、
沢が流れる谷底に降り立ちます。 
かなり水量で岩壁からの風圧を感じます。 
飛沫も満ちていてチカラ強い氣を感じます。
思わず足が竦むようなこの滝つぼ
大トチノキと同じような
不思議な雰囲気が辺りを包み込んでいる








「山陰海岸ジオパーク」認定が無ければ
ここまで辿り着くことは無かった気がする
今回の旅は人々を癒すセラピストとして
とても意味のあるお詣りになりました。


荒滝
あらたき
兵庫県美方郡香美町小代区

香美町と新温泉町を結ぶ国道9号の小代口交差点から国道482号を南下していきます。 小代郵便局を過ぎていくと、長川橋を渡った先に十字路があります。 十字路を右折して「小長辿郷跡・荒滝入口」の看板があるのですが、あまり人が訪れていないようで、荒滝に通じる道はすっかり草木に覆われてしまっています。
そこから戻るようにして左へ続く広い地道を降っていきます。  

滝は落差30m、滝壺の傍らには荒瀧不動明王が祀られており、石碑には奥の院と書かれています。しかしそれ以上の文字を見つけることができませんでしたので、どこのお寺の奥の院かは不明。 

美方町役場からニューおじろスキー場方面への林道大照線は、スキー場から高原熊波牧場の区間から見るハチ高原、神鍋高原方面の見晴らしが良く、秋の紅葉もすばらしい景観です。

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
Profile     神奈木有紀(かんなぎゆき)
大阪市で広告ディレクターから2014年に独自理論による神奈木流体バランス法を作りセラピストに転身。
神奈木流の成果
********************
元気に自然に、ノーファンデ宣言。
ほぐし処ケイ・スリー
公式ホームページ