古来より豊かな水を育む宇陀の地、御井神社/神奈木流 体バランス法 | 神奈木流 体バランス法

神奈木流 体バランス法

神奈木有紀(かんなぎゆき)大阪市で広告ディレクターから2014年に独自理論による神奈木流体バランス法を作りセラピストに転身。






奈良県宇陀市369号線を2Kmほどの所。
自然に囲まれた田園風景
三井山の麓にある御井神社
瑞垣の奥に神明造の本殿がある。瑞垣内には、
「氣比大明神」と読める石碑がある。
大国主命または素戔嗚命と
八上比売の子とされる御井大神
食井明神とか気比大明神とか呼ばれる
御井は泉の神とされ御食の御
『古事記』では「御食津(みけつ)」から
「気比」に転訛したという。
『古事記』の伝承に加え、
古い表記の「笥飯」は当て字ながら
「箱中の飯」を意味することから、
「ケヒ」とは「食(け)」の「霊(ひ)」、
すなわち食物神としての性格を表す
名称とする説がある。
つまり気比とは弁当箱や御櫃を意味するのか?
食物と水を表す真名井という名前がある。
真名井はまな板であり食べ物を水で浄め、
御井の水は食べ物として使う水で
気比は器のことでは無いのかと推測されます。

神武東征の墨坂を制圧した折に
兄倉下と弟倉下と激しい戦いがあり
勝った神武軍はこの地で食事をとり
兵を労ったようにも伝わっています。

この宇陀の地はとても豊かな水が
溢れる地となります。










御井神社 
みいじんじゃ
奈良県宇陀市榛原檜牧字高取

御祭神
御井大神 天照皇大神 春日大神 水分大神


創祀年代は不詳。
三井山を背に鎮座、食井明神とか気比大明神とも呼ばれた。 
御井神は古事記によれば大穴牟遅神が八上比売に生ました子を木の俣にさしはさみ、木俣神亦の名を御井神と言うとある。 
延喜式注には御井、素盞嗚尊の子なり、母は稲葉八上姫とある。 
但馬養父(兵庫県養父郡大屋町)の御井神社も祭神は御井神であるが、他に大屋比古命、大屋比賣命を祭神に追加する説がある。 素盞嗚尊の子で木に関係している神として大屋比古命またの名の五十猛命がいるが、この木俣神も木の神と言えよう。 

 榛原町史には「御井神の信仰は、自然神の信仰と氏族神の信仰の混合」と記されているが、古い神社の成り立ちは多くはそうであったと思われる。尚御井神を祖神とした氏族は三井氏である。 

内牧川と字陀川が合流する地点、伊那佐山に源を発する支流が内牧川に合流する突出部にあり、背後には伊那佐山より伸びる標高492mの山頂につらなる三井山がある。集落内山裾の神社であり、境内は杉をはじめとした叢林あり。
境内地には全国的にも非常に珍しい暖地性植物であるツルマンリヨウの群落があり、奈良県がその北限で、昭和28年県指定記念物とされた。
親音寺なる神宮寺が境内にあつたが神仏分離令により廃寺となった。
『大和国民郷士記』にある山辺秦綱の條に、「三井木俣神末也、大物主子孫、母ハ稻羽八上姫也」と記されており、御井神社を背景にもつた山辺氏の与力であつた三井氏がこの付近を根処に、その祖神を御井神として祀つていたと思われる。


御井神社境内のツルマンリョウ自生地
ツルマンリョウは台湾、中国のほか我が国では、鹿児島県屋久島、山口県・出雲神社境内と本県に自生分布する希産種である。本県では吉野町・妹山樹叢・山口高鉾神社境内、東吉野村・八幡神社境内・丹生川上神社中社、榛原町・初生寺境内・御井神社境内にその分布を見ることができ、ツルマンリョウの自生においては奈良県は多産種といえる。そのうち御井神社の自生地は現在ツルマンリョウの北限地である。
ツルマンリョウは、ヤブコウジ科の常緑の匍匐性低木で雌雄異株である。開花期は7月中旬で果実は球形で翌年9月頃に紅熟する。匐枝は地下を浅くはって分岐し、そこから地上茎が頂生する。花は葉脈に集中して出て花弁を有する。
平成2年3月
奈良県教育委員会

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Profile     神奈木有紀(かんなぎゆき)
大阪市で広告ディレクターから2014年に独自理論による神奈木流体バランス法を作りセラピストに転身。
神奈木流の成果
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