因果応報…ゴールポストを動かし続けた

韓国・文在寅(문재인,MoonJae-in)に世界が本気で大激怒した

https://president.jp/articles/-/36399

プレジデントDigital  麹町 文子(こうじまちあやこ) 政経ジャーナリスト

 

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ゴールポストを動かし続けた文在寅に世界が本気で大激怒1

 

「ゴールポストずらし」からの意味不明の反撃「日本は謝罪せよ!」伝統芸能?

2019/07/21

https://www.youtube.com/watch?v=pt_ujn990VU

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日本政府による対韓輸出管理強化を受け、韓国がWTOに提訴した件

韓国には世論によってゴールポストを動かす「お家芸(one's specialty)」があると筆者は指摘

文在寅(문재인,MoonJae-in)大統領は多くの国から激怒されている要因をどのように考えているのかとも

 

裏切りの数々に翻弄された日本

ゴールポストを動かし続ける韓国

韓国がまたも自分勝手な「お家芸(one's specialty)」を見せ、嘲笑を浴びている。

 

「えっ、またか」と思う方は隣国の事情をよくご存じなのだろう。

日本政府による韓国向け輸出の管理強化をめぐり、韓国は618日、世界貿易機関(WTO)に紛争処理小委員会の設置を求めて提訴した。

 

 

 

日本は昨年7月、韓国側の貿易管理体制が不十分として半導体関連素材の輸出管理強化をスタートしたわけ

だが、これに逆ギレ(Misplace danger)した韓国側は一方的に今年5月末を期限として撤回を要求、それに応じなかった日本への対抗措置に踏み切った。

 

この点だけをとらえれば「日韓貿易摩擦」の一環に見える

が、韓国には世論によって合意を覆す特殊な「お家芸(one's specialty)」があるから甘やかしていてはならない。

 

This Is Why You Should've Never Man-Marked Diego Maradona韓国嫌いな国ほど評判がいい国?:トラネコ日記

 

昨年には日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄まで出して揺さぶりをかけ、米国の一喝で引っ込める大失態を演じたばかりで、「ゴールポスト」を動かすことをためらわない隣国との付き合い方を真剣に考え直す時だとの声が日本政府内でも膨らみつつある。

 

外務省幹部「いつも自国の都合で突然、違った方向にいく」

「いつも自国の都合で突然、違った方向にいくんだよね」。

韓国によるWTOへの提訴を受けて、ある外務省幹部はこう肩を落とした。

 

その理由は、何度も協議を重ねて、たとえ合意にこぎ着けたとしても、韓国国内の事情でいとも簡単にひっくり返される歴史が繰り返されてきたからだ。

 

例えば、201512月に両国政府が「最終かつ不可逆的解決」と確認し、元慰安婦(군사매춘부,Military Prostitutes,위안부)支援のために設立したはずの財団を昨年夏に突如解散。

 

そもそもは1965年の日韓請求権協定で法的問題は解決済みであるにもかかわらず、それを平気で覆すばかりか、2018年秋には韓国の最高裁にあたる大法院が新日鐵住金(現・日本製鉄)に韓国人元自称徴用工(Self-proclaimed forced victim workers, 자칭강제징용피해자への賠償(compensation)を命じた。

 

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2014年4月16日の日韓スワップの議事録2

 

安倍晋三総理は「国と国の約束を順守することで日韓関係を健全な関係に戻すきっかけをつくってほしい」と大人の対応を見せる

が、こうした裏切りの数々に日本は翻弄され続けている。

 

今回の日本政府による半導体関連素材の輸出管理強化についても、韓国は一時GSOMIA破棄をちらつかせて対抗し、WTOに提訴したものの米国から一喝されると昨年11月には一転してGSOMIA維持を発表、WTOへの提訴手続きを中断したはずだった。

 

「拳」を振り上げる余裕なんてないはずだが

 

韓国が冷静に足元を見つめ、輸出総額の約2割を占める半導体に必要な材料を日本から輸入している実態や、北朝鮮の脅威にさらされる中で日本の電波傍受情報やその分析が有益になっていることを踏まえれば「拳」を振り上げる余裕なんてないはず

だが、お隣の国はそうはいかないらしい。

 

茂木敏充(もてぎとしみつ)外相が康京和(Kang Kyung-wha,강경화,カン・ギョンファ)外相との電話会談で「韓国側が一方的に発表を行ったことは、懸案の解決に資さず、極めて遺憾だ」と伝達し、沈思黙考するチャンスを与えていた

 

にもかかわらず、再び強硬路線に舵を切ってしまうというのは本当に「シーソーゲーム」を好む国なのだと改めて感じる。

 

梶山弘志(かじやまひろし)経済産業相が「これまでの合意を反故にしかねない」と非難したのは当然だろう。

 

61日には韓国にある日本製鉄の資産差し押さえの公示通達まで行い、日本企業の資産を売却する動きを見せるのは、あまりにも「KY(空気が読めない(Kuukiga Yomenai,can't read the situation))国家」と言わざるを得ない。

 

日韓関係が「悪い」との回答は日本で84

 

エスカレートした対立を反映するように両国の国民感情は冷え込んでいる。

読売新聞社と韓国日報社が52224日に実施した共同世論調査によれば、現在の日韓関係が「悪い」との回答は日本で84%に上り、1995年の調査開始以来3番目に高い。

韓国では「悪い」が91%と過去最悪だ。

 

 

右手で「握手」を求め、左手で「拳」を握る外交姿勢をとり続ければ、このような結果を招くのは当然ともいえる。

 

「こうした動きは想定内といえば想定内だが、あまりにも国内の事情で反日カードを切っているのが見え見えだ」。

経済産業省幹部はこう嘲笑する。

 

『習近平(시진핑,习近平)ウイルス(コロナ19)』対策で迅速なPCR検査やIT技術による追跡を実施するなど世界の関心を集めた文在寅(문재인,MoonJae-in,ムン・ジェイン)大統領は、4月の総選挙で政権与党が歴史的圧勝を収めたことで気をよくしていたのだろう。

 

『習近平(시진핑,习近平)ウイルス(コロナ19)』禍で傷ついた国内景気への不安や不満が文在寅(문재인,MoonJae-in)政権に向かうタイミングと合わせるように「外敵=日本」を再びつくり出し、国民の反日感情を利用しようとの思惑も感じる。

 

大統領の任期である5年に一度、壮大な「ガチャ(toy-dispensing Capsule "gacha")」が訪れる韓国では、多くの大統領が退任後に逮捕されるなど悲惨な結末を迎えている。

 

そうした特殊な環境下で「反日カード」を切らざるを得ない事情はもはや哀れというしかない。

 

文在寅(문재인,MoonJae-in)大統領は

「因果応報(karma Blood will have blood)」という言葉を知らないのか

 

残念ながら、文在寅(문재인,MoonJae-in)大統領は「因果応報(karma Blood will have blood)」という言葉を知らないのかもしれない。

 

2月には11000人近い感染者が確認されていたものの、「K防疫(prevention of epidemics)」と呼ぶ『習近平(시진핑,习近平)ウイルス(コロナ19)』対策で4月末には1日の感染者数をゼロにしたと発表した韓国。

 

文在寅(문재인,MoonJae-in)大統領は「われわれの防疫(prevention of epidemics)モデルは国際社会の評価も高く、『K防疫(prevention of epidemics)』が世界の標準になっている」と自信満々に宣言してみせたものの、防疫(prevention of epidemics)レベルを緩和した5月上旬には、ソウルのナイトクラブや物流センターで集団感染が相次ぎ、抑え込みの効果には懐疑的な見方も広がる。

 

さらに文在寅(문재인,MoonJae-in)大統領を待ち構えていたのは「統一」まで志向してきた北朝鮮との関係崩壊だ。

20184月に板門店で北朝鮮の金正恩(Kim Jong-un,김정은)朝鮮労働党委員長と首脳会談を行い、同年9月には平壌まで訪問して友好ムードを演出してきた

 

が、今年6月からは金正恩(Kim Jong-un,김정은)委員長の実妹の金与正(김여정,Kim Yo-jong)第1副部長の逆鱗に触れて緊張状態に突入している。

 

きっかけは韓国の脱北者(North Korean defector)団体による金(김,Kim)体制批判のビラ散布とされる

が、金与正(김여정,Kim Yo-jong)氏は64日の談話で「相応の措置をとらないならば十分に覚悟すべきだ」と警告し、開城(ケソン)工業団地( 개성공업지구,Kaesong industrial park)内の南北共同連絡事務所を爆破し、南北軍事境界線付近への軍進出をみせている。

 

文在寅(문재인,MoonJae-in)大統領は慌てて特使派遣を提案したが金与正(김여정,Kim Yo-jong)氏に拒否され、「事態の責任まで転嫁しようとするのは図々しい」とまで批判される始末だ。