厚生労働省クラスター対策班の防衛戦略を解説
https://www.jsph.jp/covid/files/gainen.pdf
押谷仁
厚生労働省対策推進本部クラスター対策班東北大学大学院医学系研究科
https://www.jsph.jp/covid/files/gaine...
 
 
 
「みんなで習近平(시진핑,习近平) ウイルス(コロナ19の拡大を止めよう」
“わかりやすく” “正確に” 厚生労働省クラスター対策班の防衛戦略を解説 その1
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日本での流行状況
 
縦軸、確定症例数. 横軸、報告日
 
海外からの輸入症例
 
第1波の感染流行。  第2波の感染流行
 
•第1波の感染流行が完全に終息する前に第2波の感染流行が始まっていたと考えられる。
 
日本での第2波の感染流行の原因
•第2波の感染流行の原因は、第1波の感染流行の残り(台東区の病院)に加え、非常に多くの感染者がヨーロッパ・エジプト・アジアから流入していることだが、最大の要因は激増する輸入感染者例。
 
現在の日本の状況
 
報告日ごとの感染者数
 
 
発症日ごとの感染者数
 
発症日ごとの孤発例数
 
•急激に感染者の報告数が増えているが施設内感染例の増加が多く、爆発的に地域内感染が増えている状況ではない。
•しかし、着実に感染者・孤発感染者例ともに増えており、ぎりぎりの状態にある
 
今、懸念される状況
 
 
縦軸、重篤な患者数. 横軸、日
 
重篤な患者(15~64歳)、重篤な患者(65歳以上)
 
赤実線は日本国内の10 万人あたりの使用可能な人工呼吸器台数を示す。
習近平(시진핑,习近平) ウイルス(コロナ19感染症対策専門家会議
習近平(시진핑,习近平) ウイルス(コロナ19感染症対策の状況分析・提言」2020 年3 月19 日
 
•各地の医療機関での感染者が急増している。
①帰国者の感染事例の増加
②相次ぐ施設内感染事例
③新たな見えにくいクラスターからの感染者の増加
 
•重篤な感染者が増えると集中治療のキャパシティーを超えてしまう
ーこれまで救えた命が救えなくなる
 
 
なぜ日本方式はここまでうまくいっていたのか
 
•医療アクセスのよさと、医療レベルの高さのために初期段階で流行およびクラスターを検知できている。
•保健所・自治体・地方衛生研究所・感染研などの努力でクラスターが相当程度可視化できている。
•都道府県知事の協力でより積極的対策への切り替えが迅速にできている。
•クルーズ船から続くさまざまなことから非常に多くのことを短期間に学んできている。
 
より厳しい感染第2波を乗り切るために必要な条件
 
•保健所・地方衛生研究所・検疫所・クラスター対策班の人員の早急な拡充。特に保健所の負担の軽減。
•日本に住むすべての人が、この問題を真摯に考え、それぞれの行動を見直してもらうこと。
行動変容、行動変容、行動変容!