[現地取材]ラオスダム崩壊後二ヶ月、村が消えた
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ラオスAttapeu(ອັດຕະປື)・Champasak (ຈຳປາສັກ)県
文キム・ヨンヒ記者、写真イ・ミョンイク記者
webmaster＠sisain.co.kr2018年10月16日
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[現地取材]ラオスダム崩壊後二ヶ月、1373世帯が生きた村は完全に消えた。
稲花が咲く時だ。
ラオス南東部Attapeu(ອັດຕະປື)では9月中旬頃から
稲に薄着色い花が粟のように芽生える。
こちら農夫の表現を借りようとするなら“稲が妊娠をしたこと”だ。
この時期に農村では‘ラプクァンカウ’儀式を行う。
米粒が実るように祈ってバナナ木で小さいかごを作って酒と花、果物を
入れて畑に捧げる。
ビアンキさん(68)も毎年が素朴な伝統に従った。
Attapeu(ອັດຕະປື)Sanamxay（ເມືອງສະໜາມໄຊ）郡
ヒンラート（ແສງສະຫວ່າງ、Hinrat）村で生涯を生きてきたビアンキさんは
ノン20ボウルに稲作をした。
しかし今年彼が植えた稲には花が咲かない。
(c)示唆INイ・ミョンイク
ダム事故の最大被害地域である
ターセングチャン（ມັນແມ່ນສູງກວ່າFunaguchan）村
100世帯余りが生きた村は完全に消えた。
9月20日ビアンキさんに会った所は、
ヒンラート（ແສງສະຫວ່າງ、Hinrat）村で15km離れた
Sanamxay（ເມືອງສະໜາມໄຊ）中・高等学校待避所であった。
100坪(330㎡)に満たないみすぼらしい木造の建物に
‘ヒンラート3’という札がついていた。
ビアンキさん達ヒンラート（ແສງສະຫວ່າງ、Hinrat）村の50世帯住民が生活している。
去る7月23日(現地時刻)洪水警報が村に伝えられた時も畑に稲を植えていた
ビアンキさんは大した事でないと思った。
雨季が真っ最中である7月には村の東を流れる
セー・ピアン（ເຂື່ອນເຊປຽນ）川は頻繁に氾濫したりした。
川の水が増えて家に水が満ちるほどになれば、住民たちは自動車やバイクを、
高い地帯に移しておいた後、普段の様な一日を繰り返した。
その誰も海抜1100mボーラウェン高原でダムが崩れたと想像できなかった。
ヒンラート（ແສງສະຫວ່າງ、Hinrat）村住民大部分は、
そこにダムが有るという事実さえ知らなかった。
洪水は一瞬のうちに村と田畑を飲み込んだ。
屋根まで水が上がった。
ダムが崩れて溢れた水5億tはセー・ピアン（ເຂື່ອນເຊປຽນ）川の
下流にある19個の村をさらった。
ヒンラート（ແສງສະຫວ່າງ、Hinrat）村、
ターセングチャン（ມັນແມ່ນສູງກວ່າFunaguchan）村と
共に水が最初に押しかけた村だった。
その日以後、ビアンキさんの妹と甥は行方不明の状態だ。
ユーヤン(16)は
屋根に登って急流に流されていった後、ボートに乗り、
救助隊に会って命をとりとめた。
取材陣が“サバイディ(こんにちは)”と挨拶をして、
両手を集めたユーヤンが揃っていた、これを表わしたまま笑って
“サバイディ” と照れ笑い答えた。
最近彼は救援物資として受け取った制服を着て
「ヒンラト（ແສງສະຫວ່າງ、Hinrat）3」のすぐ隣にある学校に登校する。
彼が属した4学年4班の学生48人中5人が
ヒンラート（ແສງສະຫວ່າງ、Hinrat）村出身だ。
ラオス政府が運営する避難所としても使用されている
Sanamxay（ເມືອງສະໜາມໄຊ）中・高等学校は、
元の始業日の9月1日を過ぎて9月中旬になってようやく開講した。
わずか4年（中学3年生）と7年生（高校3年生）の授業だけ開かれた。
学校の大部分を待避所で使っているためだ。
ダム事故以後、二ヶ月が過ぎたが
Sanamxay（ເມືອງສະໜາມໄຊ）郡中学校一時的宿泊所
5ヶ所には相変らず被災者4563人が留まっている。
(c)示唆INイ・ミョンイク
Sanamxay（ເມືອງສະໜາມໄຊ）郡中学校一時的宿泊所に留まっている
ヒンラート（ແສງສະຫວ່າງ、Hinrat）村住民たち.
左側最初がビアンキさん、三番目がユーヤンだ。
7月23日崩壊したダムの公式名称は「鳥（Saddle）D」だ。
Xepian-XeNam Noy Dam（ເຂື່ອນເຊປຽນ-ເຊນໍ້ານ້ອຍ)に付いた補助ダム5個の中一つだ。
このダム建設を韓国企業SK建設が引き受けた。
2012年がダム工事を受注した会社は
‘PNPC’.SK建設と韓国西部発電（KoreaWest Electric Power Corporation）(KOWEPCO) 、タイ ラチャブリ電力、
ラオス国営LHSEの合作会社だ。
PNPCの最大株主はSK建設で韓国西部発電(KOWEPCO)持分(25%)まで合わせれば
韓国企業が全体持分の51%を保有している。
投資金10億ドル(約11億2,536万円),工事代金は7800億ウォンの超大型事業だ。
このプロジェクトと関連して韓国輸出入銀行は有償援助である
対外経済協力基金(EDCF)7000万ドルをラオス政府に供与した。
韓国企業が主導し韓国政府が支援した海外建設現場で
大規模な人命被害を伴った崩壊事故が発生したのだ。
事故直後、
災難状況と原因を扱ったニュースがあふれたが、関心はすぐ消えていった。
このニュースを大きく取り扱った外信でももう関連記事を探してみ難い。
<示唆IN>は9月17日から9月27日までラオスの首都ビエンチャンと
南東部のChampasak（ຈຳປາສັກ)県・Attapeu(ອັດຕະປື)の,事故現場や水害地域を取材した。
(c)示唆INイ・ミョンイク
Xepian-XeNam Noy Dam（ເຂື່ອນເຊປຽນ-ເຊນໍ້ານ້ອຍ)補助ダム「鳥（Saddle）D」
中心部が完全に破壊された。
9月17日取材陣はラオス首都ビエンチャンのワタイ国際空港に到着した。
崩壊現場があるChampasak（ຈຳປາສັກ)県・Attapeu(ອັດຕະປື)は
ビエンチャンと525km離れている。
ラオス国内線に乗って9月19日パクセ空港に到着した。
飛行機の窓越しに黄金色のメコン川が流れていた。
数千年間、この地域の住民の生命線であった「母の川」は、
現在、ラオス最大輸出品を生産する動力である。
「東南アジアのバッテリー」を標榜した、ラオス政府は、
2000年代半ばからメコン川支流に大々的に水力発電所を建設している。
豊富な水資源を利用して電力を大量に生産した後、近隣諸国に輸出するという戦略だ。
(c)キム・ヨンヒ・チェ・イェリは記者
Champasak（ຈຳປາສັກ)県の州都であるパークセーに
Xepian-XeNam Noy Dam（ເຂື່ອນເຊປຽນ-ເຊນໍ້ານ້ອຍ)が、
あるボラベン高原が位置している。
取材陣はパクセ空港から四輪駆動ピックアップトラックである
「フォードレンジャー」を借りて2時間未舗装の道路を走った。
密林の間でスレート仮設の建物団地が現れた。
SK建設が建てた「工事キャンプ」だ。
ダム建設が真っ最中である時はラオス人を始めとして、
中国・ベトナム・インドネシア・フィリピンから来た
労働者2000人余りが勤めたという。
今は労働者400人程度がポルラベン高原の下に水力発電所を作っている。
(c)キム・ヨンヒ・チェ・イェリは記者
現場は凄惨で死傷者数は正確でなくて
再び車を運転して事故現場である鳥Dへ向かった。
補助ダムである鳥DはXepian-XeNam Noy Dam（ເຂື່ອນເຊປຽນ-ເຊນໍ້ານ້ອຍ)が
作った貯水池の東端谷で下見の役割をした
（下のインフォグラフィックを参照）。
取材陣は崩壊現場まで接近することができた。
総長さ770m中30mは痕跡もなく消えて400mほどが破損していた。
当初ダムがあった席で泥水が勢いよく流れた。
崩れ明らかになった断面でダムの内部を埋めた赤い土が目に入った。
ダム近所で安全帽をかぶった労働者が土質検査のために
ドリルで地面を突き抜けていた。
ラオス政府は事故直後原因糾明のための真相調査委員会を発足した。
真相調査委員会から出てきたように見える、
ラオス政府関係者たちはテントの下で現場を監督した。
原爆Tシャツで絶賛炎上中の
BTSメンバーがバス内で発狂している動画が流出！！！
https://twitter.com/i/status/1062852872176451584
原爆MV。私にはどうしても許せないです。
海外ファンが口裏合わせた様で
突然英語の賞賛コメントで溢れ帰ってる。気持ち悪い…
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