私が『マイ寺院』と呼ぶ
大雄山最乗寺
現在は曹洞宗だけれども
最乗寺の通称『道了尊どうりょうそん』は
相模坊道了という修験道の師範の名前。
道了の幼馴染である了庵禅師が
お告げを受けて、大雄山に寺を建てることを
道了に手紙で伝えたところ、
当時、琵琶湖のほとりの三井寺で
師範として弟子を育てていた道了は、
手紙を読んだとたんに
障子を破って空を飛び大雄山へ駆けつけた！
といわれている。
大雄山に寺を建てるということに
なにかを感じたのでしょうね
道了が最乗寺を拠点としたことで
禅寺と修験道の両方の修行僧がいたようです。
最乗寺という寺の正式な名前を
近隣の人々も知らないくらい
道了尊として呼ばれている寺は、
徳川幕府からも手厚く護られていた。
貴族からも崇敬されていた。
明治元年
神仏分離令が出されると
修験道の寺院はことごとく潰されていった。
最乗寺ももちろん、狙われました。
それを救ってくれたのは
貴族である、有栖川宮熾仁親王。
この有栖川宮さまは
最乗寺だけでなく
たくさんのお寺を廃仏から救いました。
(あちこち行ってて知りました)
というわけで
ここへ行こうと思っていたのを思い出した。
有栖川宮記念公園
恵比寿駅から
テクテク歩いて寄り道しながら行くことにしました。
恵比寿神社
駅近くのにぎわう中に
ポツンと残ってた。
主要なとこ、
拡大
アマテラスより前の神名が並ぶ。
古事記は嘘っぱちだけど
ヤマトタケルに御縁があるからこそ
残しているんだろうな。
こちら↓ 妄想とは書いてますが
感得したことを、物語として書きました
ヤマトタケルの物語
ブログテーマの『ヤマトタケル伝説』で
数話、続いてますので
楽しみながら読んでみてね
楽しみながら読んでみてね
地図で、目星をつけていた場所へ
向かっている途中に
橋のたもとで出会った↓
青面金剛です
青面金剛に、
見ざる言わざる聞かざる
は、付き物です。
青面金剛は、朝廷に禁止された神様です。
禁止されたってことは
本当の神様ってこと
いわゆる、庚申さまと呼ばれてます。
西日本では、朝廷の監視が厳しかったので
『庚申塔』と、字で書いてあるものばかり。
だけど、関東・東北は、監視が甘く
姿が残ってます
向かっていたのはこちら↓
どこかの古墳の、石棺の蓋に彫られたもの
古墳は、ほぼ盗掘にあってるけど
こういうかんじで
使われたりもしたんだなぁー
古墳に眠る縄文の王や戦士の
守護を求めたのだろうか？
次に向かったのは貝塚
恵比寿あたりは、昔、海辺だったらしい。
貝塚っていっても
幼稚園になってて、
この大木と看板だけだった↓
じゃ、有栖川宮記念公園へ歩こう〜
おおっ！渋谷川！
実は都会のすんごいとこの地下を流れてる。
ここは、外氣にあたってて、良いね
ここを渡ったところに
天現寺があったので
寄ってみた。
どう見ても、猫科だね
狛猫の
あうん
古〜い石塔
と、なんかの動物の頭だけ
多聞天とは
毘沙門天のこと。
本堂の前には
虎のあうんがいた！
背中も
見てね↓
背中も
見てね↓
徳川家康が江戸に来る前からあった寺を
場所を変えた時に、天現寺と名前を改めたらしい。
家康さんが亡くなったあと、
東照宮もここにあったらしい。
(東照宮とは、神格化した家康を祀るお宮)
奥に並んでいたお地蔵さま
首は、折れたのか？折られたのか？
徳川幕府と関係が深い寺は
神仏分離の時にいじめられたからのぅ
ほぼ、潰されて
神社に変えられた。
うしろに隠れるようにして置かれた石仏
この、てっぺんの紋は、なんだろう？
庭園の池
広尾稲荷神社
タテガミ、くるんくるん
タテガミがあるってことは
これは狛犬ではなく、狛獅子
獅子が護るのは、女神です
天井に、龍の絵
境内のご神木のイチョウ
はじっこに、稲荷社
これは古いね〜
顔が折れちゃってるけど
子狐もいっぱい
一本、すく！っと伸びる松の木があった
まるで、龍のよう
で！
やっと来ました
有栖川宮記念公園
有栖川宮の家紋がさ
横から見た菊↓なのね
(他のもあるけど)
それてわ思い出したのが
裏菊という紋もあるのよ↓
裏から見た菊の花
イミシンだな〜と思ったのです
公園へ
鯉がめちゃデカイ！！
この奥に架かる石橋がね
素敵なフォルムなの↓
この松↓
枝が水に入ろうとしちゃうのを
添え木で持ち上げてる
小さな滝賀作られている
広場についたら
子どもたちがたくさん遊んでた
マイ寺院をはじめ、
たくさんのお寺を救ってくださり
ありがとうございました
一緒に行きませんか？
空きあります！
