比叡山延暦寺☆横川地域 | 心に光を呼びます Padme★yuki

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誰の心にも、神様とのホットラインはあります。
いろんなもので隠れてしまってるだけです。
私でよければ、見つけるお手伝いをします。

 

 


5月17日(土)18日(日)
京都の醍醐寺
一緒に行きませんか?
料金はいただきません。
私は醍醐寺にいますので
話しかけるもよし(法要中、神事中はご遠慮くだされ)
遠目から観察するもよし
お気軽に~(笑)

5月31日(土)
パドメツアー in
大山阿夫利神社
参加者募集中


。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○



4月16日(水)
延暦寺の横川地域へ。

14日(月)が、鞍馬寺きふね神社(あえて、ひらがな)
15日(火)満月の日が
延暦寺の東塔西塔と、日吉大社
でした。

入ってすぐに、池だかなんだか・・・
ちょっと荒れたかんじの弁天さまの池がありました。

 

 

 


手入れは大変なんでしょうけど
水が元気ない。

 

 

 


この向かいに、井戸もある。

 

 


なんか、どれも
生気がない・・・
周囲を見ると、池はもっと広かったようで
すでに涸れている場所もあった。
なので、昇華と光降

 

 




その先へ行くと
円仁さん(慈覚大師)の書写によるお経をはじめ
たくさんのお経を納める如法塔

 

 

 


ぐるりと回りました。


さんが惹かれていた、元三(がんざん)大師堂。

 

 


気になっていたとはいえ、読み方がわからず
私も、「え~?もと・さんだいし~?じゃ、三人いるの?」
などと、のたまっていました。
大変、失礼いたしましたm(_ _)m

でも、とってもなじみのあるお方だったのですね。
このお札、見たことある人、多いと思います。

 

 

 
このお札を作ったのが、元三大師なのだそうです。

疫病が流行った時に、
疫鬼を退散させるために
元三大師が鏡の中で
自分の姿をこの鬼の姿に変身させて
それを弟子に描きとらせた
というもの。
大きい方が、角大師といい、
小さいいっぱいの方を、豆大師という。(かわいい)
玄関の脇に貼ってあるお宅もありますね。

それから、おみくじの元祖だそうです。
このお堂の中でも、
元祖・おみくじ
あったのですが、
昨今の運だめしのようなものではなく
本当に迷っている人が僧侶に相談をして、
僧侶の判断で、
祈祷にするか、おみくじをひくか
決めます。
せっかくだから、ひいとこう♪
なんて、軽い気持ちでは受け付けないのだそうです。
私たち、深刻な悩みもないし
すすむ道は見えてるから
ありがたくお守りだけ買って帰ってきました。
おはなしを聴かせていただいた尼僧さまも
とても素敵な方でした。
今時の金儲け寺なら
おみくじだろうが、祈祷だろうが、どんどんやるでしょう。
でも、私たちが入って行った時に相談していた人は
おみくじも祈祷もなく、おはなしだけを聴いて
ありがたくお帰りになってました。

僧侶とは
そういう存在であってほしい。
みなに、進むべき道を
きちんと教えられる存在であってほしいです。
損得抜きに。

本堂に向かって右にあった、このお堂・・・

 

 


鶏足院潅室って・・・
めっちゃ気になるんだけど!!! 鳥足の天女の記事



横川地域にはもうひとつ、弁天さまがあるので
行ってみました。

箸の塚の弁財天・・・
はし・・・
塚ってことは、なにか埋めてるんでしょうな。

お向かいには・・・
また、埋まっちゃうよ~
でももう、どうにもできな~い

 

 


南無文殊師利大?尊
なんだろう?

こちらも、周囲を回らせていただきました。

 

 

お酒も、○ ですね(笑)


恵心堂

さきほどの、元三大師で出会った初老の御夫婦の
奥さまから、「恵心堂へはどう行くのかしら?」と聞かれ
私もよくわからないので・・・と話をしたら
「恵心さんは、親鸞さんの奥さまなのよね」とおっしゃって
「へぇ~♪そうなんですか♪」と感動して
では、恵心堂も寄ろうと、
来たものの
『心』違いでした(笑)
こちらは、恵心僧都が修行と著述に専念されたお堂。

親鸞上人の奥さまは、
恵信尼さん。
でも、この間違いのおかげで、
恵信尼さんを調べるきっかけをいただいた。
感謝

当時はまだ、仏門にある僧が女性と関係することは
『女犯』として固く禁じられていた中で、
親鸞は、延暦寺を下山して聖徳太子の六角堂で
百日参籠の修行をしていた時
(救世)観音があらわれ、
前世の因縁によって修行者が女性を求めるならば
私が女性となり、あなたの罪を清め、生涯をまっとうし
臨終後はあなたを極楽へ導きましょう。

というお告げを受ける。
親鸞さんは、法然上人のもとへ修行に行きました。
(だいぶ、はしょって・・・)
そして結婚したのが恵信尼さん。
お二人ともに、非僧非俗を貫きました。
非僧非俗とは?

親鸞さんと恵信尼さんを調べていて見つけたコレ
親鷲は、
真の仏は形も色もない、
ただ光ばかりの不可思議光如来・尽十方無碍光如来であり、
真の仏土とは限りない光明土(こうみょうど)である
という。
恵信はまた、極楽へ参れば何事も暗からず、明るい
と断言している。
私もそう思う
観音の姿とか、天使の姿とか、マリアさまだとか、
人々が受け入れやすい姿で出て来てくれてるだけだと思う


では、恵心僧都の話を!!(笑)
恵心さんは、
人は死んだ後に、閻魔大王の裁きを受ける。
と、説いた人。

 

 



嘘をついたり
私利私欲に生きたり
正道から外れた者は、地獄行き

 

 


世のため人のため
誠意をもって生きた者は
極楽へと導かれる

 

 



この文章、良い言葉ですね
人間に生まれたことを喜ぶ人は、
この世にいる時から極楽を感じられる

肉体あっての、この世なのだよ。
人の世とは、
肉体に魂が宿っている世。
肉体がなければ
寒い・暑いも感じない
旨い・不味いも感じない
温泉入ってぬくむ喜びも感じず
夏の海で波とたわむれることもできない
母のぬくもり
父の背中
我が子の小さきぬくもりや
愛する人の抱擁も
感じることはできないのだ。
だから
おおいに謳歌するべきなのだよ!!!
それが、神が私たちに与えてくれた
最高の贈り物なのだから。
それこそが、
准胝ジュンテイ観音の教える人の道。


 

 

 


こちらは横川中堂
このお堂のまえには
円仁(慈覚大師)が、唐に渡って修行していた
赤山の神を自らの呪命神として祭った
赤山新羅明神社(写真の奥の社)

手前が、護法石

こんな説明書きがありました。

むむ?
鹿島明神赤山明神
両神共に比叡山延暦寺の守護神である。
比叡山麓の守護・日吉山王
に対して、
西麓の守護神が、赤山明神?

またまた
宿題をいただきました~(笑)

比叡山の巡礼は、これにて終了ですが
実は、横川地域へ行く前に
寄り道したところがあったんですよ。
そこ、ちょっと寄り道のはずが
むっちゃ濃い~とこでした。

あと、横川地域の後に
ちょびっと寄った、晴明神社
次の記事へつづく・・・